開けてみなきゃ分からない。
明日の手術の内容です。
腸に開いた穴を塞ぐための手術なのですが、腸を切った時に、骨盤の一番底に置く内臓脂肪がどうもなさそうなのがずっと先生たちの懸念でした。仕方ないから腸間膜を下に残したままクッションにしよう、とか、先生たちが知恵を絞ってどうすべきか考えてくれています。
もう一つ出てきた問題は、お尻に埋めた皮弁の一部に腫瘍が確認されたことです。これを切って皮弁を破壊してしまうと新たにお尻に埋め込む筋肉がない。無理やりお尻や足の筋肉を持ってくると歩行が困難になる。あるいはできなくなる。だから主治医は明日の手術では腫瘍にはあまり手をつけたくないという考えです。
これほど術前にいろんなことが不確定なのは、この手術に前例がないからです。骨盤内臓全摘をした人のお腹を再度開腹するというのは、先生は文献でも症例を見つけることができなかったそうです。
もっともっといろんな術中の処置の可能性について話がありましたが、身の毛もよだつ話題はここまでにしましょう。
麻酔がかかったら、あとは任せるしかありませんから。
終わってある程度回復したらご報告します。