治療と血管のこと | 一条の光~ダブルストーマ(人工肛門・人口膀胱)と日常と

一条の光~ダブルストーマ(人工肛門・人口膀胱)と日常と

大腸がん治療のため骨盤内臓全摘術を受け、人工肛門と人口膀胱(ダブルストーマ)を持つことになった41男が、ストーマや日々のことをつづります。17年11月に局所再発が見つかり、現在そいつと向き合っています。

今回の手術入院期間中、痛感したのは自分の血管の弱さです。
入院した日、医師が手術用の太めの点滴針を刺したのですが、ものの2、3時間で血管が破れて漏れました。
そのあとまた刺してしばらくは平気と思ったのですが、術後には腕がむくんで痺れて、指先を動かすこともできなくなっていました。
そのことを医師に訴え、食事も経口でとれていたこと、抗生剤も錠剤で飲むからと言って針を外してもらいました。
手術をすると左手首の動脈にエーラインという点滴針を入れて血圧、心拍などを常に測定しますが、それも左腕の痺れに一役買っていたようで、早々に抜去してもらいました。

血管はもともと強い方ではないようで、2度の抗がん剤投与によって血管がさらに脆くなり、最近では造影剤の針を入れるのすら困難になっていました。
病院に入ると救急であれ手術であれ、必ず「ライン」、つまり点滴の管をつけられます。これがスムーズにいかなければ病院での治療の苦痛度は一気に跳ね上がります。

今回の入院中もわたしだけでなく年配の方の多くが点滴で苦労されていて、一本刺すのに5回も6回も刺し直しされたり、すぐに破れてすぐに刺し直しになったりしていました。刺し直しって言ったってすぐに刺せるものでもないのに、、、。しかも夜中に。本当に気の毒です。

わたしの方は手術から2ヶ月経って左腕の痺れは気にならなくなりましたが、横を向いて寝ていて圧迫がかかるとすぐに痺れて痛くなります。

「こんな事ではもう入院や手術は無理だよねー」って入院中に看護師さんと話したりしていました。

ただでさえ大きい手術を2つもしていて、本当に、もう病院はいいやって気持ちです。

何かということは無いように最善を尽くすつもりですが、もし何かあったらそこで終わりでいいかな、と。

でも今日は診察日。前回の診察の時に主治医が、

「見えないがん細胞を叩くためにベクティビックスやりましょう。次までに考えておいてください。」

なんていまだに言うんですよ?ベクティビックスは分子標的薬のことです。

もうおれがやるわけないでしょ!笑