私の結石 パート3 | 一条の光~ダブルストーマ(人工肛門・人口膀胱)と日常と

一条の光~ダブルストーマ(人工肛門・人口膀胱)と日常と

大腸がん治療のため骨盤内臓全摘術を受け、人工肛門と人口膀胱(ダブルストーマ)を持つことになった41男が、ストーマや日々のことをつづります。17年11月に局所再発が見つかり、現在そいつと向き合っています。

昨日の診察では結石に関する色々なことが解決しました。

まず、先日採取した尿検査の結果、phは6.5でした。中性が7なので、酸性寄りの数字ということです。

ということは???

リン酸マグネシウムの石はアンモニウムが作られてアルカリ性の状況下でできるものでは???

そうした疑問を先生に話してみると、先生も、「うーん」と。

そこで改めて、結石がいつもホチキスの針を巻き込んで出てくることを話し、実物も見せると、「もう一度手術の記録やCTを見てみますのでお待ちください」とおっしゃるので、待合室に出て待っていました。

他の患者さんも待っている中で時間を取ってもらって申し訳ないなぁ、そこまでしてもらわなくていいです、と言えばよかったなぁ、などと思っていると、また呼ばれました。

そして、手術直後のCTと現在のCTを比べて見せてくれ、
針は、回腸(小腸)を切り取って袋状にした、その底を閉じるのに使われていたことを教えてくれました。
CTでもはっきりと白く針が写っていました。
しかしそれが現在は見られない、さらに腎臓の腎盂(腎臓と尿管が繋がる、尿の溜まりのような場所)にも尿管にも結石の小さい白い点すら見えない、ということもよく見えました。

医師の結論としては、針のような異物が原因となって感染状態になり、大きな石を作ったのだろう。そして現在はもう針を確認できないので、同じようなことは起こらないだろう、というものでした。

「先生、大変よくわかりました。」と私が言うと、
先生も嬉しそうな表情をしてくれました。

その後、ちょっと和んだ雰囲気になり、
「いや〜、回腸導管を作ってくださった先生がもう異動されてしまって〜」(私)
「そうなんですよ、この3月に外来も終了されたんですよ。」(先生)
といった他愛もない会話をすこししてから、
「それでは、当面は経過観察ということで。」
と言ってもらい、診察室を出ました。

私よりも歳若い感じだったのですが、とても誠実に対応してもらい感謝です。
そういうことがあると、1日とてもいい気持ちですよね。
あの先生には、あのままで立派になってもらいたいなぁ。

ということで、結石の件は、一件落着(してほしい)!!