明日の葬儀に向けて必要な物の買い出しへ。
先ずは遺影作りの為に写真を持ち込み、それから火葬場での待ち時間に出すお茶菓子と飲み物を買いに。
このお茶菓子はイレウスで入院した際に退院したらご褒美で食べようと話していたフランス菓子。
実際は手術前は『お腹が空いた』と楽しみにしていたが、術後は食欲が一切無くなりとうとう食べる事なく亡くなってしまった。
明日私も初めて食べるのだが、親族にも食べてもらおうと購入してきた。
店内に並ぶフランス菓子はどれも美味しそうで、1度は連れて来てあげれば良かったなと思ってしまった。
お茶菓子を購入して次は数珠やハンカチなど細々した物を新調する為にショッピングモールへ。
父親は家にある物で新しく買わなくても良いと言ったが...どう見ても数珠はくたびれているしハンカチもヨレヨレ。
ここ何十年か身近で葬儀が無かった為クローゼットにしまわれたまま経年劣化していた。
最後位はちゃんとした格好で見送ってあげなさい。と言ったら素直に従っていた。
刺激になったのか、散髪も済ませて明日を迎える様だ。
なんやかんや買い物に時間が掛かってしまったが、ちょうど遺影が完成したと連絡があり取りに行った。
うん、可愛らしく写っていて仕上がりも良い!
最近の姿とは全然違うけれど、とても可愛い笑顔で写っている。
亡くなる2日前の夕食時に撮影した動画があるのだが、未だに父親に見せられていない。
食欲は無いけど食べないとと思っていたのか無理して欠片程の食事を口に運ぶ姿はとても痛々しい。
父親がある程度気持ちに区切りを付けられた時に見せるつもりだが、私でもまだ辛い状態な為まだまだ先になりそう。
決して夫婦仲が良いとは言えない関係だったし、最後に母親が父親に笑顔を向けたのはいつだっただろうか?という位記憶にない。
だから今は素敵な笑顔の写真を見ていて欲しい。
父親が明日どんな気持ちで葬儀に参加するか分からないが、何が起こっても支えないとな...。
親が高齢になると覚悟と選択の連続。
初めての事ばかりで戸惑い、精神が削られていく事ばかり。
そろそろゆっくり眠りたいなぁ。