今日も面会へ。
最近はベッドに2人で座り1時間程他愛もない会話をして帰るのが日課になっている。
4人部屋な為小さな声で話すのだが、このほんの少しだけど穏やかな時間が楽しくなりつつある。
相変わらずお腹が空いているようで、点滴で栄養を摂取しているとはいえ物凄く痩せた。
横になると太ももはほぼ肉もなくなり足首もほっそりしてしまった。
悪液質の目安である親指と人差し指でふくらはぎを掴むと隙間ができるかの指標も、入院前は親指と人差し指はくっ付かなかったのに今日はくっ付いた。
一段と小さくなっていく姿を見るといたたまれない。
手術をしてご飯が食べられる様になればもう少し元気になるだろうが、いつになることやら。
減ってしまった体重や体力が回復しなければ、おそらく主治医から抗がん剤治療を諦めて緩和ケアに移行してくださいとなるだろう。
本人の体力と気力次第だが、どうにか抗がん剤治療にまで辿り着いてくれさえすればもう少し長く一緒に居られる。
まだまだ話したい事がたくさんある。
当たり前の様に来ると思っていた5年後、10年後の未来。
不安なのは過去や未来ばかりに目を向けているから。
今この瞬間に集中していたら不安などなくなる。
それができたらどれだけ良いか...。
何気ないこの日常が1番幸せだったのだと失って初めて気づくのだろう。
今日も1日が終わる。