今回、英語で言ったのはJapan is backだけらしい。前みたいにHelloとThank youぐらいは言っただろうけど。どうせろくなことを言わないし、やらないだろうなと思ってたから、私が注目してたポイントは、設定維持の為にどうやってトランプとの握手を回避するのか、ぐらいしかなかった。外交でも相変わらずのサッチャーコスプレ。どうせなら髪型も真似して欲しいとずっと思っている。トランプが手を差し出したのに、距離感がおかしい抱擁をしたから、握手を回避する為かと思ったら、今週、国会ではめていた手袋は見当たらず、トランプとがっちり握手。手が痛いという設定はどこへ行ったのか。国会に戻ったらまた手袋をはめていそう。ASEANでのべたつきを擁護してた人たちは、今回の距離感のおかしい抱擁も擁護するんだろうか。相手が片手を差し出したならするべきは握手なのに。夕食会のスピーチではトランプの息子について、イケメンに成長されてると伺ってると言ったようだけど、プライベートな会話ならともかく、公式の場で見た目に言及するとはさすが感覚がずれてる高市だなと思った。それをタイトルにして記事を作る日本のメディアのずれも大概。通訳は高身長でルックスのよいと訳していて、聴衆から笑いが起きていた。そりゃトランプの周りにいるような人たちの価値観ならウケると思う。高市も同じ価値観だろうし。褒めるならビジネススクールに行ったことにでも言及した方がよかったんではと思った。訪米記事についてるヤフコメやYouTubeのコメントを読むと、信者や支持者は竹槍でB29を攻撃と似た荒唐無稽な状態なんだなと思った。世界の情勢が全く見えていないし、日本がいまだに大国で大きな影響力があるという幻想を捨てられないらしい。
パキスタンはイランと交渉してタンカーを通過させたし、インドもガスを積んだものを通過させて、中国も交渉してるし、日本も水面下で交渉してるのではと思うけど、高市の「平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけ」は交渉してる人がいるなら、そういう人たちを背後から撃ってるようなもの。混乱を引き起こした張本人に対してよくそんなことが言えるなと思う。高市が力による現状変更を容認する人間というのも恐ろしい。アメリカを支持してるカナダとドイツも似たようなことを言ったのかなと思って探してみたけど、さすがに言ってなかった。イラクの時よりアメリカと距離を取る国が増えている中、イラク戦争に参戦しなかったこの2国が支持を表明したのは意外だった。特にカナダのカーニー首相はミドルパワーを提唱してたのに、早速、ミドルパワーとは一体なんだったのか状態。
国際情勢に関して、日本はアメリカと同じことしか言わないから、日本の会見は聞く必要なしとかつて言われてたらしいけど、今も変わらない。トランプ関税が違憲と判断された今、対米投資がなんのためなのかも分からないし、イランに対する日本の印象を悪くしただけだから、会談は延期すればよかったのにと思った。対米投資は税金が使われるわけではないから、別にいいのではと言ってる人たちがいるけど、コケたら税金が投入される可能性はある。その投資があるために企業は国内で投資出来るお金が減るということもあるし、アメリカでの投資が失敗に終われば東芝のように企業が弱体化することもある。第一弾の投資では、投資した資金の回収後は、日本の企業の取り分は1割とされてて不平等条約を思い起こさせる。
前日にたまたまこの情報てんこ盛りの動画を観てて、日本でトランプに関して報道されていることは半分もないのではと思った。しかもその半分にはNHKが5分枠のニュースにねじ込んだ、メラニアが国連の会議で議長を務めたというどうでもいいものも含まれる。この動画を観ていたからこそ高市の媚びは余計に酷く映ったし、新聞は少し違うけど、日本のメディアはトランプを全然批判的に報じていないと思った。安倍政権で色々壊れた日本では、トランプの酷さを認識出来る人は少数かも知れないし、ただ報じるだけでは広報と化してる可能性もある。
