以前、まちづくりの専門家(?)が、”海外だとKFCでも老人がタッチパネルを使いこなしていて、日本は老人が出来ないことに合わせるべきではない=さっさとデジタル化を進めるべき”というようなツイートをしていて、そこそこ炎上していた。ちょうど海外に行く機会があったから、ファーストフードでタッチパネルを使いこなす老人がどれぐらいいるのかを確かめようと思って、マクドナルド、ダンキン、ポパイに行ったけど、そもそも老人を見なかった。カフェには結構、老人がいたけど、タッチパネルのカフェは見なかった。老人が多い日本でもファーストフードで老人を見ることはそんなにない…。ミスタードーナツではそれなりに見る。KFCと言ってたからKFCにはいるのかも知れないけど、KFCはあまりその国独自のメニューがあることがないから行かなかった。マクドナルドはイギリスとポーランドで行って、両方タッチパネルだった。ロンドンでは持ち帰りが主でタッチパネルが何台も並んでるところがあったけど、店員の動きが尋常じゃない速さで、なんだか気の毒に思った。ポパイはタッチパネルだったけど、カウンターで口頭注文も可能だった。
タッチパネルを使いこなす老人を1人見たところで、多くの老人がタッチパネルを使いこなせるという証左にはならないし、町づくり専門家は一体何人ぐらい見たのか気になる。少なくとも私は海外では老人がタッチパネルを使いこなすと言い切れる数を見なかった(というか1人も見なかった)。町づくりの専門家がそういう切り捨て発言をするのも驚きだけど、海外なら困ってる人がいれば誰か助けてくれそうという点も考慮するべきではと思う。イギリスなら分からなかったら隣にいる人に聞きやすい。日本は聞きにくい。困って立ち尽くしてたらイギリスなら誰か助けてくれそう。日本は可能性が低い。タッチパネル推進のハードルの高さが違う。スーパーのセルフレジの導入は日本でも進められてるけど、ひたすらスキャンするセルフレジと、ファーストフードのタッチパネルは違う。行かなかったKFC含めタッチパネルを導入してたのが全部アメリカ企業だったのは興味深かった(Five Guysを見かけて行こうかなと思ったけど、外観がアメリカン過ぎて入るのに躊躇してタッチパネルなのか不明)。
