今後買う本のリストを作ろうと思って、丸善ジュンク堂主催の「書店員が選ぶノンフィクション大賞」のノミネート作品を見ていたら「ただしさに殺されないために 声なき者への社会」という本があって、気になって目次と概要を読んだところ”これは差別する側の言い訳では”と思ったから、著者のウィキペディアのページを見たら「一見それっぽいことを言ってるように見えるから、あからさまにやってるアンチフェミニストよりタチが悪い」と言われてる白饅頭だった。ペンネームの御田寺圭は聞いたことがあったようなないような程度でしかなかった。白饅頭の本と知らずに読んでも、漏れ出る差別意識に気づいてしまう…。こういう本が選ばれてしまうあたりに、日本の問題の根深さを見た思い。こういうのがしれっと入って来る怖さ。多分、書店員はネトウヨでもアンチフェミニストでもないんだろうし。書店員の推薦文は良くて、だからこそ本を読んでみようかなと思ったけど、私が読んでも推薦文のような感想は出ないだろうなと思った。概要と目次だけで中身が想像出来てしまう。”やさしい私たち”と思ってなくて、”冷たい私たち”と思ってるせいもあるかも。逆にやさしくないからこういう本が出現するのではと思う。日本はポリコレを経ずしてバックラッシュが登場したと言われてるけど、これもその一種。批判的感想が少ないのは、この本を読んで批判的感想を抱く人は最初から読まないからかも知れない。