皆さま、お元気ですか?
街もすっかり秋一色ですね。
今日はマニアックなワインを一本ご紹介いたします。
水の都ヴェネツィアで有名なヴェネト州を代表する白ワイン「ソアーヴェ」。
星の数ほどの生産者がこのワインを造っています。
イタリア国内はもちろん、世界的にも知名度のある白ワインなので、微妙な味わいでも
「ソアーヴェ」とラベルをボトルに貼れば売れてしまいます。
そんな「ソアーヴェ」をこよなく愛し、「俺の造るソアーヴェこそ本物だっ!」といった感じで、
頂点を極めたワイナリーが、今日ご紹介する「ピエロパン」なのです。
そして長年、白ワインの「ソアーヴェ」しか造っておりませんでしたが、
2003年が初ヴィンテージの赤ワインを造りました。
その名は、「ルベルパン Ruberpan 2004」
やや淡めのルビー色で、樽の香りと熟したベリー系果実の香り、ハーブやスパイス、紅茶、
カカオなど、複雑でリッチな果実味を感じます。
口当たりは非常に柔らかく、葡萄の甘味を充分感じます。
ヴェネト州の銘酒「アマローネ」を想わせる逸品です。
このワインを飲んで思った事は、商業的なワインを造る人達も悪いわけでは無いのですが、
ピエロパンのような情熱と愛情を詰め込んだ味わいは人を感動させる事が出来るんですね。
こんな時代だからこそ必要なんじゃないですかね~!!
是非ピエロパンのソアーヴェも飲んでみてください♪
それでは皆さん、Ciao!!
Giorgio