身体の構造(手部)　豆状骨

おはようございます
札幌市西区宮の沢にあります
オステオパシー整体院セルフリライアンス
院長の小田直矢です
 
本日は身体の構造について
書きたいと思います
 
本日は近位手根骨の中で最も尺側にある
豆状骨です
こちらの骨も一見何のためにあるのか
わかりずらい骨です
 
何故なら手首にも
指にも関節していない
奇妙な骨だからです
 
ですがもちろん意味はあります
一つは手根骨全体のバランスを取る役割
もう一つは手根管を形成する役割です

一つ目のバランスを取るというのは
豆状骨は非常に動く骨であることから
何だかの原因で動かなくなった他の骨を
カバーするために位置を移動するのです
それによって手全体のバランスが崩れるのを防いでいます

もう一つは手根管という神経を通す管を形成する
手根横靭帯の付着部となっているので
神経を圧迫なく通す役割をしています

しかし豆状骨はバランスを取るために
移動するため、長時間移動したままになっていると
神経が圧迫され手の痺れを出します
これが手根管症候群です
 
親指や人差し指に痺れがあるという方は
この骨に問題があるかもしれません
お悩みの方は一度ご相談ください
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