もう、いつぶりのブログかな・・・。
そんな感じですが、久しぶりに書いてみなした。
かなりうれしかったので誰かに聞いてほしくて(笑)
症例報告なんですが。
「停留睾丸(精巣)」のお話し。
1歳ちょっとのお子さんなのですが、病院で停留睾丸と診断され、
手術が必要と言われました。
その子のお母さんは手術は避けたいし、でも放置して将来生殖機能
に問題が出ても困るしどうしたものか?との相談で来られました。
本来、睾丸(精巣)は玉袋に入ってるものですよね?
でも元々精巣は発生時、腹腔内(お腹の中)にあって、成長と共に
下に下がって玉袋のなかに収まります。
もし、何らかの原因で下に下がらず腹腔内に残ってしまった場合、
停留睾丸という状態になります。
精子を作って貯蔵する際、あまり温度が高すぎるとその能力が
落ちるため、睾丸は袋に入れて外にぶら下げてあります。
停留睾丸になると、温度が高い腹腔内に睾丸があるため、生殖
機能の低下が起こる恐れがあるため手術で下に移動させることが
現代医療のセオリーです。
この処置自体が決して間違いではないことは理解してくださいね。
私たち施術家の考え方は、本来下がってくるべきものが下がらない
のであればその理由があるはずだと考えます。
考えられるパターンとして、
1.睾丸が何かに引っ張られて下がれない
2.下に下がる道が塞がっている(or狭くて通れない)
この2パターンをまず考えます。
その他にも可能性はあるのですが、ここでは割愛して。
今回のケースは2.がメインでした。
睾丸は腹腔内から袋に移動する際鼡径管というトンネルを通ります
がその部分がすこし緊張して狭くなっていました。
鼡径管を狭くさせる要因は様々ありますが、多くは腹部の緊張か、
骨盤の固さ、歪みでよく起こっています。
今回も腹部の固さと骨盤帯の固さを緩めることをメインにして、この子
の場合、自己主張が強いというか、甘えたちゃん、というか、かまってちゃん
というか(笑)。
けっこう思い通りにならないとよく泣き続けるお子ちゃまなんです(^^♪
まあ、それもかわいいんですけどね。周りからみれば。
(お母さんは大変ですがね(笑))
でもよく泣き続くることが多いので常に交感神経優位というか、いつも
戦闘モードが強い子なんです。
だから、身体もけっこう緊張しがち!!
その面も考慮して、全身の緊張を解いてあげるようなことも重要視しました。
今年1月に手術を決定されそうになっていたのを2か月猶予をもらい、
この3月に睾丸が下がって無ければ手術です。といわれていましたが。。
無事、睾丸が下がってくれているとのことで手術は無しになりました!!
ギリギリ間に合いましたが本当によかったです!!
この仕事をしていてこどもやお母さんの健康に関わることができて本当に
よかったと思える瞬間です!!
100%こうなるとは決して言えませんし、手術をすることが悪いことでは
ありません。
最も大切なのは最悪の事態を回避すること。
今回の場合は停留睾丸がそのままで、この子の将来の生殖機能に問題
が出ることが最悪のケースなので、今回下がってくれなければ、手術も
必要になるかもしれないのです。
しかし、手術の後遺症や、癒着のリスクも増えてしまうことも考えなければ
いけません。
手術を避けれるなら避けた方がリスクという不都合な可能性を回避できます。
まずはできることをやってみて、どうしても必要であれば手術などの処置も
時には必要です。
一つの考え方に固執することなく臨機応変に考えて、命を守ること、完璧な
身体を守ることに対して最良の選択を行うことが大切ですね(^_^)v
とにかく!!
嬉しい報告でした!!



