「…あーぁ、俺姫の
誕生日パーティーやっぱりやりたかったなぁー」

「仕方ないよ
滅多にない翔さんの休みなんだからさ
って、俺も本音はやりたかったんだけどね(笑)」


「フン!
私だってやりたかったですけど、今回は仕方ないから翔さんに譲ったんですよ」


「ならさ、断って
後日にすればよかったんじゃない?」

「誕生日ですよ⁉︎
おめでとうぐらいいいじゃないですか⁉︎
なんか文句あるんですか⁉︎」

「まぁまぁ、Angelー❤️
Angelはねー、
姫のことが俺の次に大好きなんだよー!
もちろん!1位と2位は運転の差があるけどね!」

「煩いよ!アンタは!
それに運転してどうするんですか⁉︎
それも言うなら雲泥の差でしょうが!」

「そうだっけ?
ま、どっちでもいいじゃん♪
それよりー
飲み会何時にしようかなぁ
あっ!!24日はダメだよっ!
俺とAngelはホテルの夜景見ながら
愛し合うんだからねっ!」

「夜景?
なら、昼間空いているんじゃない?」

「えー
昼間から酒飲むってのんべえみたいじゃん
俺、そんなにのんべえじゃないしさぁ」

「ハァー?⁉︎
そこ⁉︎」

「うん❤️
ってな訳でー
大晦日か近くでどう?」

「大晦日近くって何??」

「大晦日はみんな忙しいかもだから
その勤勉で♪」

「だからっ!
それも言うなら近辺ですっ!」

「そうともいう♪」

「そうとしか言いません!」



はは…¿

俺たちが何故こんな不毛な会話を
しているかというと



あれは姫の誕生日の3日前に遡る



天邪鬼から電話があったんだ

どうやらtroublemakerが姫が誕生日に
なんの予定もないから
可哀想だと騒いでるって


翔さんは何時も忙しい(単にワーカーホリックともいう)姫の誕生日も貢物(プレゼント)を買い漁ってるっていうし

だから姫は又独りで誕生日を迎えるらしいって

俺たちは
姫のしょぼくれた顔を思い浮かべたら
なんとも言えない気持ちになって

姫を誘って飲み会を
しようという話になったんだ

もちろん

後で遅れて来るであろう翔さんと姫の為に

某ホテルのスイートルームを予約してね


しかしこの話には続きがあって

後になってわかったんだけどさー

翔さん

その日はお休みだったんだよね¿

ハハっ…¿


「だからっ!
何時もちゃんと調べてからモノを言えと
言ってるでしょっ!」

「だってさ!だってさ!
あの翔ちゃんがなーんの予定も
立ててなかったんだよっ⁉︎
絶対、仕事だと思うじゃん!!」

「全く、どうするんですかっ⁉︎
翔さんしょげてるじゃねーかよっ!」


…だよねぇ

しかし翔さん

まさか計画立ててなかったのが
色々と考え過ぎて1つに絞れなかっただなんて…¿ (マネージャーから聞き出した)


「ハァー…
こうなったら仕方ない
私も姫に誕生日のお祝いを
言いたいですから
少しだけ翔さんに我慢してもらって
後はトンズラしますよ!」


トンズラって…
お前いくつだよ(笑)


ま、でも
それもいいか♪





そして今に至る(爆)


さてと

天邪鬼とtroublemakerとは
此処で別れて

お邪魔虫は退散するとしようかな


じゃあ、
みんな
又、暮れ近くにな
今度こそ5人で飲み明かそうぜ♪