日付:2022年10月15日
読んだ本 :幸村を討て
著者:今村翔吾
出版社:中央公論新社
定価:2000円
今村翔吾さんの「幸村を討て」を読みました。「塞王の楯」を読んでから、今村翔吾さんの小説にはまっています。これまでの真田幸村を主人公にした大坂夏の陣とは全く異なる世界観で話が進められており、とても面白かったです。それぞれの登場人物の背景エピソードも独特で、ストーリーの面白さに華を添えています。真田幸村ものに欠かせない忍者の話、徳川家康との確執もあります。それぞれの話がストーリーの伏線になっています。それぞれの話がお互いに絡み合いながらストーリーが進んでいくのが、読んでいて話に引き込まれていきます。あっという間に読めてしまいました。新しい真田幸村ものの小説でした。本当に面白い!エンターテインメントです。お勧めの小説です。