新スポンサー:すき家 | オッサン一本道

新スポンサー:すき家

あの「すき家」がFC東京の新スポンサーになった。
正確には「株式会社ゼンショー すき家カンパニー」ということになるが、
このように全国規模の有名な会社がスポンサーになるというのは
結構久しぶりな気がする。
もちろん、昨年は東京都民銀行のスポンサードが決まったりしたが、
都民銀行はあくまでも東京ローカル企業という位置付けなので、
印象としては、「もしもしホットライン」以来の全国規模となろうか。

まるでそのニュースを待っていたかのようなタイミングで
名古屋方面のすき家のバイトがツイッター上で牛丼にゲロ混入告白事件。
その後ゼンショー側の調査の結果、当人は当日勤務に入ってなかったため
ガセツイートであったことが判明したそうだが、飲食産業でこの手の悪ふざけは
風評被害の煽動行為以外の何でもない。
会社側としても徹底的にしかるべき措置をとるべきだと思う。

まあ、こういったニュースを見て、つくづく今回の新スポンサーが
全国規模の会社であることを改めて感じた次第である。

ただ、確かにすき家の店員は正直褒められたものではない。
今般の出店攻勢により大量のアルバイト店員採用が必要となる一方で、
牛丼の安値提供によりコストカットが必要となる。
必然的にカットする先は「従業員への教育・研修」となる。
マナーもモラルも欠如したそこいらの若輩バイターを雇った後、
ろくに研修もせずに客前に出せば一体どうなるか・・・
私なんかからすれば、我が社がもし同じようなことをやったとしたら・・・
と想像するのも恐ろしいが、現にすき家はそれを全国規模でやっているはす。

このご時世に、自分が応援するチームのスポンサーになってくれる会社は
本当に貴重な存在だと思うが、だからこそ、ちゃんとしてほしいと思う。
従業員教育をないがしろにして顧客を粗末にする会社が長続きすることは
まずあり得ないのだ。