9月も終わりました。
専門家の方との対話を通して、「選ばれる理由」について、あらためて考える一か月になりました。
資格を取る。
実績を増やす。
経験を積む。
発信する。
仕事をしていると、「もっと何かを足さなければ」と思うことがあります。
でも、今月いくつもの事例を振り返って、私が感じたのは、「足す前に、見つける」ということでした。
たとえば、税理士と社労士の資格を持ち、さらに中小企業診断士の資格も考えていた方。
「税理士だけでは特徴が出ない」
そう考えて資格を増やしていました。
でも対話を重ねると、見えてきたのは資格ではなく、「なぜ、そこまで幅広く会社を支えたいのか」という、ご本人の中にある想いでした。
見つかったのは、新しい資格ではありません。「自分の中の、どこを探せばいいのか」ということでした。
司法書士さんとの対話でも、同じようなことがありました。
「大型事務所には負けたくない」
そんな思いから、メディアに取り上げてもらいたいと相談してくださいました。
対話を重ねる中で、ご本人も気づいていなかったアピールポイントが見えてきました。
そこから、ニュース、ホームページ、SNSなど、発信の軸がつながっていきました。
今振り返ると、本当のスタートはニュース掲載ではなく、「すでに持っていた価値を見つけたこと」だったのだと思います。
交通事故を専門にする行政書士さんとの対話では、
「交通事故に強い」という専門性だけではなく、ご自身も交通事故に遭い、行政書士に助けてもらった経験がありました。
「自分も、そんな存在になりたい」その想いが、仕事を選んだ原点だったのです。
「なぜ、この仕事をしているのか」そこにも、その人にしかない価値があります。
そして、専門家の方と話していると、こんな言葉もよく出てきます。
「それくらい、普通ですよ」
「誰でもやっていると思います」
でも、本人にとっての「普通」が、他の人にとっても普通とは限りません。
人からよく相談されること。
なぜか任されること。
仕事で喜ばれたこと。
そんなところに、自分では気づいていない強みが隠れていることがあります。
だから私は、
「足す前に、見つける」ということを大切にしています。
ただし、見つけただけでは、まだ届きません。
「なぜ、この人が選ばれるのか」
それを言葉にする。
そして、必要な人に届く形にする。
この「言葉にすること」が、後になって大きな差を生むことを、私はこれまで何度も見てきました。
そしてもう一つ、今月あらためて感じたのが、「相談することの壁」です。
「まだ相談するほどじゃない」そう思って、一人で考え続けてしまう。
でも、
「何か違う気がする」
「どう言葉にすればいいか分からない」
そんな段階こそ、誰かと話してみてもいい。
答えを持ってから、相談する必要はありません。
9月、専門家の方との対話を振り返ってみて感じるのは、
「選ばれる理由」は、外から足すものとは限らない、ということです。
これまでの経験。
仕事を選んだ理由。
人から頼られてきたこと。
大切にしてきたこと。
自分では「普通」だと思っていること。
その中に、すでにあるのかもしれません。
もし、「自分にも、まだ何かあるかもしれない」と思われた方は、こちらの記事を読んでみてください。
私が専門家の方との対話から
見つけてきたことを、一つの記事にまとめています。
▼代表note
9月も、たくさんの対話からいろいろなものを見つけてきました。
10月も「足す前に、見つける。」
この視点を大切にしながら、必要な人へ届く形にしていきたいと思います。