うちの父親は
かなりの酒好きだ![]()
アル中の一歩手前で
ずっと生きてきた。
ossanか子供の時分
父親が冬に角瓶をお湯割りにして
飲んでいた
その香りを今でも覚えている。
そんな父親は酔いが回ってくると
ペットにちょっかいを出す。
ある時
うちが最初に飼ったピーちゃんは
酔った父親にわしづかみにされた。
父親は何を思ったか
「ジェットコースターだぁ!」と言って
立ち上がったかとおもうと
ピーちゃんをぐるぐる回し始めたのだ![]()
可哀想なピーちゃん。
すると酔っぱらいは
手を鴨居にぶつけ
「イダーッい!!」
という叫びと共に
ピーちゃんは解放されたのだった![]()
アホ極まりない父親だ![]()
子供だったossanは唖然として見ていた。
父親の動物虐待はそれだけにとどまらない。
うちではシマリスも飼っていたことがあった。
妹がペットショップでリスを欲しくなり。
ossanの知らないうちに
新しい家族となっていたのだが。
ある時部屋の中でシマリスを放していた時に
父親は何を思ったのか
妹の習っていた新体操のこん棒の細い方で
あの小さいリスのアタマをこづいたのだ![]()
ほんとに酷い親だ![]()
人間でいえば
ボーリングの玉で頭を気づかれたような
衝撃だったのではないか![]()
シマリスはびっくりしてピアノの下に隠れたが
すくに出てきて
気を抜いていた父親の手に思いっきりかじりついた
え!?
シマリスってやり返すんだ!
父親はまた「イダァーィ!」
と言って半べそをかいていた。
ざまーみろ![]()
ossanは子供ながらにそう思ったのだった![]()