学生時分に住んでいて、

いつかは走りたいと思ってる中で

心配なニュースがありまして。



京都マラソン。

エントリー募集期間が、

3週間延長となったみたいですね。

現時点で定員割れしてるのかも、

と推測されるような動き。



昨今のマラソン大会って、

かなり勝ち組・負け組が

はっきりと分かれてきておりまして。


だいたいマラソン大会で

人気を構成してるのは、

3つの要素かなと思っています。


① タイムが出やすい

② 走っていて楽しい

  (エイドの充実、景色や応援での非日常感、

   コスプレ等の参加者の雰囲気)

③ コスパが良い


ま、かなり当たり前といえば

当たり前のポイントですが。

この3つのどこかで差別化する際に

見積もりを誤ってる大会が

人気が落ちてきてると思うんですよね。


たとえば、

③のコスパがいい、ってことだと

大会自体のエントリー料を下げても

周辺の宿泊施設が高騰しちゃうと、

全然強みとして出せなくなっちゃう。


また、ランナーはみんな

他の大会との横の比較をするので、

自分のところの大会が

②で景色が良い、と思っていても

同時期にもっと楽しい大会があると

人気はそちらに取られてしまう。


個人的には、

これまで神戸マラソンは

②の要素が強かったと思うんですけど。

金沢・おかやま・福岡と、

競合が多くなっていることで、

①に舵を切ったんじゃないかな、と。

結果的に、抽選倍率を見るとアタリでしたね。



京都マラソンは、
観光色の強いコースで
典型的な②の大会ですけど。
その割には、
制限時間が7時間でなく6時間だったり
コスプレが禁止されていたりと、
いまいち強みを活かせてない
って、感じているんですよね。

その上で、エントリー料値上げ、
周辺宿泊施設は常時割高で
コスパが最悪な状況となってしまって。
この先は、
より強みを打ち出せる大会にしないと
死活問題になることもあり得るのでは、
と心配しています。


平安神宮でのフィニッシュ、
いつかは必ず走りたいんだけどなー。

ああ、あともうひとつ。

エントリー期間延長

という今回の手法も、

かなりリスキーだなと感じてます。


8月中にエントリーしてて、

抽選で落ちる人が出てくると、

めちゃくちゃ炎上するんじゃない?

予定通り9/1締め切りで定員割れなら

出走権を確保できてたのに、みたいな。

想像しただけで恐ろしい。


とにもかくにも、

大規模大会であっても、

もはや安穏と開催できる時代では

なくなってきてるってこと。


京都マラソンが

末長く続く大会になるためにも

リブランディングをはかって

より魅力的になることを願っています。