今回は、レース前にキチンと
カーボローディングをしたせいか、
レース後のダメージが少なかったです。
筋肉痛はある程度あったけど、
レース翌々日から走れそうな感じ。

とはいえ、好事魔多しと言いますし。
長いシーズンの一区切りなので、
とりあえず週末までは、
足と身体を休ませる予定です。

さて、びわ湖マラソンレポート。
レースは、後半戦に入ります。

  25km 2時間26分34秒(+28分31秒)

5:44-5:44-5:41-5:39-5:37 (誤差+0:06)

20kmで摂取した
カフェイン入りのアミノサウルス。


大阪ハーフの時も食べたのですが、
めっちゃ効き目が早いんですよね。
飲み込んだらすぐ、
パチンとスイッチが入る感じがする。

さ、いよいよやってきました。
ここから強く行くと決めていた、
20kmからの5km。
よーし、ガンガンやったるぞ。


カフェインの効果なのか、
それとも前半、寝て過ごせたせいか。
20km走った後とは思えないほど
小気味よく前へと進んでいく。
いやー、爽快。
めっちゃ楽しくって仕方ない。
フルマラソン走ってて、
こんなに気持ちよく走れてるのって
たぶん、初めてのことだと思う。

22kmでスライド区間を終えて、
またもや琵琶湖畔を北上。
この辺りで、
ぽねこさんに追いついて、お声がけ。
ちょっとハイになってたので、
なんでそんな元気なん?と思われたかも。笑

リズムよく進んでいく
センパチ様に身を任せて。
あっという間に25km標識へ到達。
この5kmは狙っていた通り、
最速ラップをマークしました。

  30km 2時間56分2秒(+29分28秒)

5:47-5:54-5:52-5:50-5:52 (誤差+0:13)

25kmを超えて、烏丸半島に到達。
ここからは烏丸半島を外回りで抜けて、
更に北上して折り返した後、
この烏丸半島のゴールへと帰ってくる。

既に、トップグループのランナーさんが
一人一人と、ゴールへと帰ってきてる。
いやー、速い。恐ろしい速さだ。

26kmを過ぎたところで。
突然、フワッと力が抜ける感覚が。
あー、ヤバいヤバい。
これはハンガーノックってヤツじゃん。
そういやジェルの補給を忘れてた。

ちょうど目の前にエイドがあって、
置いてあったのが滋賀名物サラダパン。
ボランティアさんから受けとって、
パクっと口のなかに放り込む。
そして、メダリストも流し込んで。
おー。
浮わついた感じから戻ってこれた。
ほんと、油断大敵ってやつだな。

烏丸半島を抜けると、
今度はかなり強めの北風と対峙。
完全アゲンストの風を受けての走りで
ここは無理せず落ち着いて
元のリズムに戻して耐え忍ぶ。

↑28km地点でのYouTube動画から。


  35km 3時間26分8秒(+30分6秒)

5:57-6:05-5:55-5:55-5:58 (誤差+0:16)

そうか、もう30kmか。
これまでのフルマラソンとは
30kmを迎えるマインドが違う。
さすがに足は攣りそうな気配が
少しずつ増してきてるけど。
心はまだまだフレッシュで元気だ。

楽しみにしていた、
ブロガーさんの応援ゾーン。
わーい。
saeさんを発見!

↑Photo by saeさん

手を振りながら通りすぎると。
更にその数十mほど先に、
ブロガーさんたちの集団が。

↑Photo by Mさん

なるほどー。
これはsaeさんが前線で偵察して
随時、本隊に情報伝達してるんだな。
いやー、素晴らしく統率された応援。
一瞬フルマラソン走ってるのを忘れて
感心しきっておりました。笑

本当にみなさんの応援から
大きな力をいただきました。
ありがとうございます!

33km過ぎの折り返し手前で、
足攣り対策のマグオンを摂取。


と。
あれ。
吐き気がする!
慌てて側道の排水溝にかけよって
マグオンを吐き出しました。
胃の中のものまでは出なくて、良かった。

レース後、けんだまさんから
マグオンは成分的に合わない人がいる
と教えてくださって。
今後、
レース中の摂取はやめておこう。

想定外のアクシデントに、
少し心理的な動揺が起こりまして。
34km過ぎのエイドにあった
ローストビーフ、見向きもせずスルー。
足攣り気配の近づきもあって、
ネガティブな気持ちが沸いてくる。

さいさん!

再度スライドした
ぽねこさんが声をかけてくれて
ハッと我に返ったのでした。
ほんと、この声かけは助かりました。
ありがとうございました!

  40km 3時間57分51秒(+31分43秒)

5:59-6:08-6:35-6:40-6:23 (誤差-0:02)

前向きな気持ちを取り戻して
ラストの7kmに突入。

足が攣りそうなのは右足なので
腕振りを右手は強く握って、
左手は軽く脱力することに。
これで少し、
左足メインの走り方になるはず。

36km過ぎ。
再度、ブロガーさん応援団が
大きな声で出迎えてくれまして。

↑Photo by Mさん

↑Photo by saeさん

たくさん背中を押してくれて、
本当に心強いよー。
ありがとうございます!

37km標識。
あと5km、と思った瞬間。
ついにその時はやってきました。

足攣り!

やはり右足、ハムストリングあたり。
側道に寄って足を止めて、
軽いストレッチを繰り返す。
しばらく歩いて馴染ませてから、
ちょこまか小走りにして、ラン復帰。

ここからは1kmに1~2度、
足が攣るごとに、
ルーティンワークを繰り返す。
ある意味、これは慣れたものだもんな。

  ゴール 4時間12分13秒(+14分22秒)

6:36-6:24-2:33 (誤差-1:11)

41km過ぎで右折して、
烏丸半島内をぐるりと周回へ。
と、ここで。

さいさん!

おおお。
けんだまさんのお声がけ。
めっちゃ嬉しいー。
ありがとうございます!
残り1km、頑張って進んでいくぞ。

残り500mほどの地点にある登り坂。
見た目はそれほど急じゃないかな?
と思ったけど、いやいや。
坂の半ばでキツくて歩いちゃった。
でも、登りきった先は下り坂。
重力に身を任せて再び走り出し、
フィニッシュラインを
駆け抜けていったのでありました。


これまでの自己ベスト、
4時間27分2秒を約15分縮めて、
4時間12分13秒。
道中でも、これまでとは違う
たくさんのポジティブな光景を
見ることができました。
じんわりとした達成感を味わいながら
振り返って深々と感謝のお辞儀。

フィニッシュ地点では、
DJさんが絶え間なく、
ポジティブな声をかけていて。
完走後の温かい言葉って、
ジーンとくるものがありますね。

完走タオルやメダルを受け取って。
ゴール後は、給食のお楽しみ。


完走ランナー全員に
熱々の豚汁が振る舞われまして。
いやー、美味い。
身体の隅々まで沁みわたりました。


こうやって、
自衛隊のみなさんが
普段食しているであろう豚汁を作って、
振る舞っていただいていたんですよね。
作ってくださってる姿を見れるのも
すごく良い光景でありました。


一昨年、
レース中の給食となっていた
近江米のおにぎり。
いまはレース後に振る舞われ、
ゆっくり味わって食べられる。
これもまた嬉しい変更点だなー。

その後は、
けんだまさんとお会いして
色々とお話させてもらった後。
Yayoiさんが声かけくださっていた
ゴール後の集いに合流。


Yayoiさんが買ってくださった
苺をみんなでいただきながら、
しばし歓談の時を過ごしまして。
Yayoiさん、ごちそうさまでした!


最後は、
だぁまつさん・けんだまさん
・ヨーゼフさんと打ち上げを楽しんで。
長く充実した今シーズンが、
終わりの時を迎えたのでありました。

びわ湖マラソンレポートは
あと1本、次回の総括へと続きます。

(つづく)