せっかくコスプレしましたからね。
なんといっても、
今回の奈良マラソンでの最優先事項は、

道中でいただいた応援には
しっかり全部こたえること。

そのことを胸に刻みながら、
スタートゲートを通過。
初のコスプレ、ウッディの大和路の旅が
幕を開けたのでありました。

今回は時計を随時確認していませんが、
いつも通り5km毎に刻んでレポートを書いていきます。
また、YouTubeで上げていただいてるフリー動画で
画像を切り抜かせていただいて、アップしております。

5km:30分54秒

いざ走ってみると気付く。
なーんてのは、
コスプレランナーのあるあるなのかも。

早速、白の上着がペラペラで
飛んでいきそうでありまして。


スタート500m地点の切り抜き画像。
テロンテロンになってて
いきなり困りながら走っております。

また、このテロンテロンに
ゼッケンを貼っておりまして。
飛ばされたりゼッケンが剥がれ落ちると
その時点で競技終了となりかねない。

やむを得ず採用した対策が、
上着の下側部分を両手で掴んで走る。

↓はゴール前500m地点の切り抜き。


これらの画像のように
下からテロンテロンを握って、
引っ張るようにしてずっと走っていました。
これで飛んでいく危険性は薄れたけど
かなり腕振りが制限される形で
42.195kmを走ることになってしまった。
次回のコスプレランでは、
対応策を練って改善しないとな。

奈良の市街地に出て、
ウッディ!の応援の声が沿道から。
それにありがとう!でこたえていく。
1kmあたり5回ほども声がかかってて。
いやー、かなり応援がもらえてるぞ。
めっちゃ嬉しくなってニヤニヤする。

10km:1時間2分32秒(+31分38秒)

5kmの折り返し地点で、
地元テレビ局が中継している
テレビカメラを発見!

よっちゃんが中継見てくれる、
と言っていたので
酷道ランナーさんばりの大外刈を敢行。
しかし、どうやら中継は画面切替で
電波に乗らなかった模様。残念無念。

折り返してから、
ウッディ!の声が明らかに増える。
特に子どもたちが熱心に応援してくれて
本当に嬉しくて、嬉しくて。
しっかりとありがとう!
手を振りながらこたえる。
時折、手を離したテロンテロンが
飛んでいきそうになって慌てて抑えたりして。


10km地点に向かっては軽い登り坂。
それでも、
1km10回以上の呼びかけに増えた
ウッディは超ご機嫌
登り坂などまったく気にしなーい。

15km:1時間34分10秒(+31分38秒)

10km過ぎたところ。
『がんばるあなたはカッコイイ
ひときわ目立つ横断幕が見えてくる。

まめクロさーん!

僕のブログでたくさん
コメントをくださる、まめクロさん。
ようやくお会いできて感激!
ただ、この地点では
周りも流れてて立ち止まれないので
簡単にはじめましてのご挨拶をして、
二度めの応援ポイントを確認。
次は38kmですね、了解でーす。

奈良公園を抜けると、
市街地がしばらく続く下り坂。
ここでも沿道からの大応援。
このエリアで印象的だったのは、
老人ホームのお年寄りの方が寒い中、
車椅子で応援をされておられまして。
(たしか、3ヵ所くらいあったかな)

お年寄りの方にとっては、
恐らくウッディの存在を知らず
赤鬼青鬼のコスプレが人気でしたけど。笑
ありがとう!と手を振って通り過ぎる。

おおっと、後ろから。
男性ランナーのお二人から
ウッディ、紐引っ張っていい?笑
と声をかけられる。


白いテロンテロンの上着の背中側に、
引っ張る紐も再現してつけてまして。
朝の集合では、
てつさんに絶賛されて嬉しかったけど、
走りながらイジってもらえたのも
めっちゃ嬉しかったなー。

ま、もちろん。
やめてやめてやめてー!
と抵抗しながら、少し談笑。

あと、この辺では
ラムちゃんコスプレの女性の方と
抜きつ抜かれつを繰り返してまして。
抜かれる度に、
また来た!いってらっしゃい!
と送り出してました。
実際はこの方はかなり速いのですが、
沿道の方と語らったりしてストップがあるので
いい塩梅に抜きつ抜かれつになってました。

天理に向かって南下は続き、
徐々に市街地は山あいに景色を変え。
いよいよ、
奈良マラソン名物の白川越えに
向かっていくのであります。

20km:2時間6分57秒(+32分47秒)

15kmを越えると勾配も一転。

ジリジリとした登り坂へと切り替わる。

街から離れていくので

少し応援の人は少なくなるけど、

しばらくするとスライド開始!

ちょうどトップのランナーさんが、

帰ってきたところからすれ違う。


とんでもないスピードで、

下り坂を駆けおりてくるランナーさん。

す、すげー。

その迫力にしばし圧倒されながら、

ナイスラン!と声をかけていく。


ま、彼らが一気に駆けおりてくる
急な下り坂区間ですので。
こちらは急な登り坂区間へ。
足を使っちゃダメだというのは
頭では分かっているものの。
ついつい頑張りたくなるのが性。

名物の今ノ葉狂志郎さんの熱唱、
なんともいえない風情を感じる
アコーディオンの演奏に
背中を押してもらって、
歩かずに急坂を駆けのぼっていく。

ほどなくして最高地点へ到達。
いやぁ、楽しかった。
割と坂の登りって好きかも。
まぁ、それはまだ前半だからでしたけどね。

下り坂がはじまるところに
エイドがあって、バナナをゲット。
ボランティアさんから
ウッディ!の応援ももらって
身も心も補給できるぞっと。

さらに、
逆側の復路のエイドからも
ボランティアさんから大声援。
ウッディ!ウッディ!
めっちゃありがたすぎる。
テンションが上がりますね、ほんと。

そんな楽しい大和路も、
まもなく中間点で後半戦へと突入。
坂というものは、
登りより下りが怖いというのを
存分に思い知らされるのでありました。

(つづく)