まさか、
こんな最終盤の展開になるとは。
1ヶ月前には思いもしませんでした。
セ・リーグは残り10試合近辺。
夏場でのカープ、ジャイアンツの
優勝争いの様相から一転、
我がタイガースが急上昇。
一気に優勝争いに加わってきました。
今シーズンのタイガースは、
なかなか大きな連勝がなく、
勝ったり負けたりの繰り返しで。
7月中旬には一旦、貯金を食い潰すなど
調子がなかなか上がらず、苦戦続き。
今年は優勝は難しいのかな、
と思いながら、応援していました。
8月終盤から9月にかけて、
突然の急上昇。
その大きな要因は、この数字ですね。

タイガース戦の中継を見ていると
1日3回は出てくるデータ。
得点圏打率。
こんな1~4位独占とか、
過去あまり見た記憶がないよー。
また近頃はこの数字通り、
得点圏に走者がいると
水を得た魚のように打つ4人。
おかげで、
出塁→犠打→タイムリー→釣瓶打ち
の、チートプレイが炸裂しまくってます。
特に近本選手出塁、中野選手犠打、
森下選手の流れは鉄板演出パターン。

タイガースファンの僕にとって、
狐に包まれたような感覚なのです。
というのもですねー。
今年は大山選手も佐藤選手も森下選手も
得点圏で全然打てなくて
みんな一度、2軍に落ちてました。
そして、代わりに4番に入った近本選手も
これまた全く打てず絶不調に陥ってて。
それがシーズン終盤、
全員揃いも揃って、
得点圏のトップランカーになるとはな。
考えてみれば、
不振の時に先々まで考えて、
2軍に落として調整からやり直させた。
ここにきてそのプロセスが、
結果として現れてる気がしています。
やっぱ、岡田監督はすごいや。
現状の問題だけに固執せず
ゴールを見据えて、
そこから適切なプロセスを考える。
野球のペナントレースでも、
マラソンのレースでも
大事なことかもしれません。