今年のプロ野球は間もなく、
オールスターブレイクを迎えますが。
セ・リーグは
とんでもない展開になっていますね。

4位タイガースまで、
なんと4チームが2.5ゲーム差。
3連戦で1位・4位が逆転する可能性もある
過去類を見ない、歴史的な大混戦。
5位ドラゴンズだって、まだ圏内ですからね。
それ以上にとんでもないのが
投手防御率の成績表でして。
少ないというのもありますが、
防御率2.72でドベって。
投手の成績が軒並み凄まじ過ぎる。
飛ばないボール、なんて
今年はよく言われておりますが。
数字を見ても、試合を観戦していても
去年と今年はボールが何かが違う、
というのは誰しもが感じるところ。

NPBとミズノが知るのみですが。
どのチームも同じボールで試合してるので
ボールに合わせて戦う他ないのでして。
その変化に適応できたチームが、
チャンピオンに近づくのだと思う。
近年は、
スポーツに関する道具のテクノロジーが
驚異的な進化を遂げていて。
ランニングでも、
カーボンやペバックスといった素材が
色々と常識を変えてしまったし。
ゴルフでも、ボールやクラブといった
道具の性能が著しく向上して、
飛距離の概念が全く変わってしまってます。

女子マラソンの前田穂南選手も、
進化への対応に苦しんで苦しんで。
それを乗り越えて対応した先に、
パリ五輪への道をこじ開けていきました。
これからのスポーツの世界は、
いかに道具を上手く扱えるか。
その巧拙が、これまでよりも大きく、
結果の差としてあらわれる時代に
なっていくのかもしれません。