今回、姫路城マラソンを走るにあたり

2つ大きく変えたことがありまして。


ひとつが、自然体で

身体の動きを確認しながら走るために

1km毎の

ラップを確認しないこと。

5km毎にタイムを確認して、

そこから自分の状態や、

コースの状況を見ながら、

次の5kmの作戦を立てて走ってました。


それでは、

昨日に引き続きまして。

姫路城マラソン、

スタートからのレポートです。



パーン

と、号砲が鳴ったはいいものの。

ただひたすらに徒歩。

そうこうしてるうちに、

スタートラインが近づいてるんですけど。

珍しいね、駆け足にもならないなんて。

と、よっちゃんと会話。


スタートライン間際で、

ようやく流れが早くなっていきました。

いざ、スタート!


おおお。

よっちゃんが軽快に前へ進んでいくぞ。

今回、僕はマイペースで行く作戦なので

焦ってついて行くことはせず、

まずはウォーミングアップ。

ゆっくり身体を動かして走り始めていく。


5km

30分56秒

(+30分56秒)

※(+)の時間は、直近5kmのタイムで表示します。


早朝はとっても寒かったけど。

スタート直後の時間では、

太陽が強めに射し込んできて

少し暖かさを感じるくらいの気候。

これはマラソン大会には絶好だわ。


まずは、

最近取り組んでいる、

腕振りの拳の位置を意識して。

ペースは別に、やや遅めでも良いくらい。


周囲の流れが少し速くって、

同じ位置からスタートした、

サブ4.5のペースメーカーも

はるか前に行ってしまったけれど。

置いていかれても慌てず騒がず。

まずは拳のリズムづくりだけ考えよう。



最初の5km。

さぶよんはんペースの32分を

少し切ってるくらいでも良いかな、

と思っていたところ。

31分切ってるとは、体感より少し速い。

良い出足と言えそうだな。


10km

1時間0分52秒

(+29分56秒)


姫路城マラソンは、

ブラスバンド等のの応援が多くって。

思わず、度々口ずさみながら、

呼吸もちょうど、心地よい感じ。


給水は毎回、しっかり取りながら。

7km地点では、

持参したメダリストを摂取。

りんごとハチミツ、美味しいんですよね。


その直後。

沿道から、ちくわの差し入れが!

これはありがたい。

お礼を言いながら頂戴して、

バトンのように手に持ってみる。


おお、これ。

拳の位置を持ち上げるのに、

ちょうど良いかも。


なんとまぁ、ラッキーなこと。

しばらく、左と右と持ち換えながら、

リズムよく前へと進んでいく。


10km通過でタイム確認。

確かに少し、

リズムアップした感覚はあったけど

30分切るのは少し速すぎるかな。


15km

1時間31分48秒

(+30分56秒)


ここで、少し後ろを走ってる

ランナーさんの会話が耳に入りまして。


あと6kmちょい、

16.5kmまで登りが続くんだよな。


なるほど。

そうでした、そうでした。



姫路城マラソンは、
序盤に登りが続くレイアウト。
ここからの5kmは、
無理せず足を温存しておかないとな。

ストライドを少し縮めて、
シフトダウンを意識的に敢行。
小刻みなピッチを意識して、
緩やかに登り続ける道を進んでいく。

14km地点で、
手に持っていたちくわを食べる。
ま、もう拳の位置の感覚は大丈夫だろう。

と。
あれあれあれ?
前方に、
4時間半のペーサーの風船が見える。
なんだか、近づいてる気がするんだけど。
いやいや、今日は
前は追わない
しっかり自分のペースで走ろう。

20km

2時間3分9秒

(+31分21秒)


前は追っていないんだけど。

段々と、風船が近づいてくる。


16km地点

ついに、

4時間半のペーサーに追いついた!

なんとまぁ。

序盤、結構離されてたと思うんだけど。

フルマラソンの距離の威力って凄い。


まずは、ペーサーさんに

グロスかネットかの確認をすると。

グロスですよー!

との回答が帰ってきた。

そうか、グロスで4時間半か。


だとすると、

このままペーサーについていく、

というのも作戦としてはアリ。

だけど。

今日は自分のペースを大切にしたい。


ここで、

ペーサーの前で戦うことを選択。

といっても、

力んでペースを上げないように。

しっかり自分のリズムを守っていこう。


17km過ぎて折り返し、
今度は緩やかに下りに転じた道。
少しずつお尻の筋肉に、
疲労感が出はじめてきたところ。
ただまだ、足が攣る予兆は感じない。

下り坂でも、前は追わないように。
頑なにペースを守ることを意識しながら
20kmの標識を通過したのでした。

(つづく)