昔むかーし、
ファミリーコンピュータの時代に
チャレンジャーという
名迷作ゲームがありまして。
難しかったな、ステージ1。
電車の上に主人公があらわれ、
敵や雷をかいくぐりなから進んでいく。
友達の家で、皆でコントローラを回して
全員プレーで挑むものの、なかなか突破できない。
ま、ゲームの世界ですからね。
特にファミコンゲームは難関揃い。
クリアできなくてアタリマエー。
ところがどっこい。
この令和の世の中に、
チャレンジャーを実践する若者が現れ、
問題となっているというニュースが。
無理ゲーを実践するだなんて。
ほんと、何やってんだか。
最近の飲食店でのSNS拡散系の
迷惑行為とかもそうですけど。
リスクの見積もりが
以前より甘くなってる気がするんですよね。
若者に関しての話だけじゃなくて。
大概、世の中で
大騒ぎになってる最近の事件。
リスクの見積もりの甘さが、
ほぼ必ずといっていい程、内包してる。
どこかの保険会社の社長さんが
悪事を知ってるのに取引続けちゃうとか。
どこかの芸能事務所さんが
過去の王様がやりました、
私達は知らぬ存ぜぬで突き通しちゃうとか。
不正受給なんてのも、
普通に考えたらリスクの塊じゃん。
リスクを負わねばチャンスなし
なーんてのが近年、強調され過ぎたおかげで
無理ゲーにチャレンジする人が
増えてきてしまっているのだと思う。
古いことわざで
石橋を叩いて渡る
なんて言葉もありました。
高速に変化する今の時代では
もはや死語になりつつありますけど。
1回くらいは石橋を叩いて
ちゃんとリスクを見積もっておかないと、
なーんて考えさせられるところです。
ランニングやマラソンも
しっかり自分でリスク管理しないと
いけないですもんね。