応援が力になる。
なーんて言葉、ありますよね。
今回、この言葉の意味を
つくづく身に染みて感じました。
たぶん、ブログをやってなくて
普通に単独で走っていたら、
どこかで妥協してたと思うんです。
ま、頑張ったし
これくらいでいいや、みたいな。
レース前のたくさんの応援。
完走後もたくさんのメッセージ。
いただいて本当に感謝しきりです。
ありがとうございます!
さて。
びわ湖マラソンレポートも、
いよいよ苦悶の後半戦に移ります。
ちなみに、もう写真を撮る余裕がなくなっていて。
写真なしのレポートですがお許しください。
大きな足攣りが
ついにきてしまった!
危うく転倒しそうになり、
あわてて歩道に上がって足を止める。
必死に足を伸ばしたり曲げたりして
大きな波がおさまるのを待つ。
21から25kmのラップ
7.42~7.21~6.37~7.45~6.57。
ふぅ。
なんとか足は動かせる状態に戻せた。
でも、もはや足が
定期的に攣るのは避けられない。
ここからは、
足が攣りかける
→歩いて症状を抑え込む
→落ち着いたらまた走る
か
足が攣る
→足を止めてストレッチする
→歩いて足を馴染ませる
→落ち着いたらまた走る
このどちらかの作業を
ひたすら繰り返し続けて、
ゴールまでたどり着くしかない。
まさに無限ループ状態。
さぶよんはんは、ここで断念。
ただ、まだ1kmごとに1~2回の
足攣りor攣りかけの頻度なので。
キロ7分を越えない、を目標にしよう。
仮にそれで最後まで走ることができれば、
4時間40分は切れる計算になる。
26から30kmのラップ
7.02~6.37~6.38~7.09~7.14。
徐々にループ作業を回すのにも
慣れてきたところがあって。
6分30秒台が2本並んだ時は、
まだやれるんじゃないか
と、奮い立ちました。
この5kmはギリギリだけどキロ6分台。
30km地点の給水所。
ひしゃくで頭から水をぶっかける
出血大サービスのスタッフさん登場。
声を出して笑っちゃった。
31から35kmのラップ
7.10~7.11~7.29~8.21~6.58。
ガーミンに
面白いデータが
残っておりまして。
黄色が完全に足が攣ったところ。
数えてみると合計11回。
緑は攣りかけて歩いたところで、
もはや数える気も起こりません。笑
後半になればなるほど、
黄と緑の頻度が上がっておりまして。
1kmに1~2回だった作業のサイクルが
ここにきて、3~4回に増えてきました。
キロ7分の防御線も既に崩壊。
死守ラインをキロ8分に変更する。
それすら一度突破されたけど、
懸命に押し返して35kmを通過。
36kmからのラップ
7.24~7.06~7.46~7.49~7.55
~7.48~7.55~1.37
ここにきて
すんごいアゲンストの風。
死守ラインのキロ8分を背にしての
ギリギリの戦いが続く。
もう足は半分攣ったまま、
走ったり歩いたりしている感じ。
残り5km、4、3…。
カウントダウンが進むにつれて、
次の1kmがより遠くに感じられる。
攣る、歩く、走る、攣る、歩く、走る。
攣る、歩く、走る、攣る、歩く、走る。
ようやく42kmの標識が見えた。
こっから下り坂
行ったらゴールだぞ!
沿道の方からの声がかかる。
攣ってるのか攣ってないのか、
もはや分からなくなってる足が
ゴールに向かって走り出していく。
フィニッシュ後。
飲み物や完走タオル、メダルを受け取り。
預けた荷物を受け取る。
そして、
空いたスペースを見つけて座り込む。
着替えてメダルセルフィーして。
そこから30分くらい、
足が全然動かせずに
座り込んでしまってました。
ブロガーさんのゴール後の集まりに、
顔を出したかったな。残念。
二度目のフルマラソン。
さぶよんはんは達成できなかったけど、
初マラソンからはタイムを短縮して、
サブ5は持ち帰ることができました。
悔しさ半分、ホッとした気持ち半分、
というのが正直なところです。
レースを終えて一番心残りなのは、
後半、足攣りで苦しかったのもあって
ずっとうつむいて走っていて。
沿道やエイドなどで
応援してくださった皆さんに、
きちんと感謝の気持ちを
伝えることができなかったこと。
三度目のフルマラソンの時こそ、
笑顔で感謝を伝えながら、
走れるようになりたいです。