監督も選手も、

アレ、アレって連呼してたら。

本当にアレ、になっちゃいました。



2023年、我らが阪神タイガースの

スローガンは、「A.R.E.」

復帰する岡田監督の口癖「アレ」

そのまんま、アルファベットにしただけ。

 

 

こういうセンス、大好きだなぁ。

まさにど真ん中ストレート。

良い塩梅のふざけっぷり。

 

まぁ、閃き先行って感じですからね。

先にフレーズが決まった後で、

Aは何にする?

Rは?Eはどうしよう?

なんて様が目に浮かびます。

Empowerって、ねぇ。

英和辞典引っ張り出してきて、

片っ端からEの単語を探したんだろうな。

 

個々のフレーズでは、

Respectという単語が

センターを陣取ってるのが

個人的に好きなポイントでして。

 

先のFIFAワールドカップを

見てても思いましたけど、

自チームはもちろん、

相手チーム。審判。運営スタッフ。

試合に関連する全員に

リスペクトできることって、

スポーツでは最も大切な事だって思う。

 

 

あと、

阪神ファン全員が自然に覚えちゃう、

っていうのも良いポイントですね。

「イチにカケル!」なんてのは、

甲子園球場でヒアリング調査しても

正答率50%を切りそうだけど。

「A.R.E」は、

阪神ファン全員答えられるでしょう。

何なら他球団ファンの方の正答率も高そうだ。

 

あと、be動詞の複数形areと

綴りが一緒なので、

クリエイティブも色々考えられる気がする。

 

たとえば、

「アレ」したとき、


    

We

ARE

the Champions.

 

オレたち、”A.R.E." やっちゃいました

 

なんてポスターだって作れちゃう。

良き良きー。

 

まぁ、こんだけアレアレいってると、

阪神ファンみんなアレを期待しちゃうので。

アレ出来なかったら、

荒れちゃいそうだな。


なーんちゃって。