先々週、京都に行った際。
こんな情報を目にしまして。
なんと。
嵯峨野トロッコ列車で
ライトアップ運行しているという。
これはぜひ乗ってみたい
ってことで、京都再訪しました。
といっても、
トロッコは日没からですからね。
前回に引き続きまして、
まずは、京都甘味紀行ー。

先斗町の四条通り側にあります
老舗の喫茶店・喫茶ソワレ。
フランス語で「夜会」を意味するとあって、
ブルーの照明に照らされた
独特な雰囲気を醸し出す店内。

店内にはBGMが流れず、
ひっそりと落ち着いた時が流れています。
夜会っていえば、確かに夜会っぽい。
やめとけ、それはさすがに怒られる。
最近では、
映えスポットとしても名高く。

見るも鮮やか!
名物のゼリーポンチをいただきました。
キラキラと輝く五色のゼリー。
シュワシュワと沸き立つ炭酸が
美しいビジュアルを際立たせてくれます。
お味は、普通に美味しかったですよ。
ただまぁ、ビジュアルのインパクトの方が
やっぱり大きかったかな。
どの席でもみなさんカメラを構えて、
ゼリーポンチの撮影に勤しんでおりました。
さ、腹ごなしにお散歩お散歩。
って、腹ごなしするほど
お腹は満たされてはいないけどね。

祇園の花見小路を、
五条方面へ下ったところにありますのが
かの「風神雷神図」で名高い建仁寺。
桃山時代の池泉回遊式庭園でも有名で、
桃山時代の池泉回遊式庭園でも有名で、
立体感あふれる見事な庭園の数々を
楽しむことができます。



2002年には、
創建800年を記念して
法堂の天井に双龍図が描かれました。

いやぁ。
ほんと壮観でした。
小泉淳作画伯が2年の歳月をかけて
描いた大作とのこと。
あまりの迫力に思わずため息がこぼれます。
建仁寺を出て、
時計を見ると15時を過ぎたところ。
まだ、トロッコ列車まで時間はある。
ゼリーポンチだけでは
お腹ぺったんぺったんになりそうなので、
ここいらで遅めのランチタイム。
そうだ、イノダにしよう。
京都でご飯が美味しい喫茶店。
といえば、真っ先に思いつくのが
やっぱりイノダコーヒ。
特に四条烏丸の大丸地下にある、
イノダコーヒ四条支店は、
他店舗より食事メニューが豊富でおススメです。

注文したのは、
期間限定メニューの
濃厚エビクリームのマカロニグラタン。
名は体をあらわす、という言葉の通り、
本当に濃厚なトマトと魚介のコラボ。
あっつあつのチーズにクルリとくるまれ、
弾力あって食べごたえ十分のマカロニ。
シンプルに、ただただ美味しい。

別途、トーストも注文して。
グラタンの余ったソースをつけながら食べる。
香ばしいトーストと
濃厚ソースのコラボが本当に絶妙。
あっという間に食べ進み、
トーストもグラタンもなくなってしまいました。

食後はコーヒーで、ふぅと一息。
イノダのコーヒーは、心が安らぐ。
優しい香りに包まれる一杯です。
さ。
そろそろメインイベント。
トロッコ列車の取れた予約が、
トロッコ亀岡→トロッコ嵯峨の1WAYなので、
トロッコ亀岡駅に向かいます。

トロッコ亀岡駅は、
JR馬堀駅から徒歩10分。
駅から降りると周囲はもう真っ暗で。
寒すぎるー!
イノダのコーヒーの温かさは
あっという間に吹き飛ばされて。
手を懸命にポケットの
ホッカイロにこすりつける。
夜の保津川。
ブレブレで写真だと微妙ですけど、
肉眼で見ると美しい光景でした。
昼のトロッコはとっても爽快で気持ちいいけど、
夜のトロッコは幻想的で趣があって。
全然、別のトロッコに乗っているみたいで、
新たな「顔」を見た気がしました。
さ、冷えた冷えた。
温かいうどんでも食べて、帰ろうっと。