久々に京都にやってきました。
やっぱり冬の京都は、
景色がとっても心に染みるなぁ。
 
冷たい空気を吸いながら
ぼけーーーーっと鴨川を眺めて
癒しの時間を過ごす。
時計を見ると、11時20分。
うん。そろそろだな。
 
 
 
向かった先は、
本わらびもちで有名な
ぎおん徳屋さん。
12時開店にあわせて、
行列ができる人気店です。
 
11時30分に着くと。
おおお、もう結構並んでる。
やがて店員さんがあらわれ、
先頭から人数をかぞえていく。
前の組の人数をかぞえ終わると、
こちらに向いて店員さんが口を開く。
 
はい、ここからは整理券でーす。
 
しまったぁ。
一組違いで初回の入店できず。
ってか、ぼんやり鴨川を
眺めてる場合ではなかったのでは?
 
待つこと30分強。
整理券1番がお呼ばれしまして
しずしずと入店。
 
注文したのは
名物の本わらびもちと、
抹茶の本くずもちの合盛りです。
 
 
うわー。
見るからに美味しそう。
京都に結構長年住んでたけど、
徳屋さんは訪れたことがなくて。
ビジュアルからしてテンション上がる。
 
 
まずは、本わらびもちを
きな粉と黒蜜をかけていただきまーす。
口にほうりこんだ途端、
トロッととろけながら、
品のよい甘味が口全体に広がっていく。
 
うむ。
これは半端なく美味。
黒蜜がまた濃厚でたまんないですなぁ。
 
 
つづきまして、本くずもち。
こちらは抹茶きな粉と粒あんを添えて。
いやぁ、こいつも美味だわ。
抹茶きな粉の苦味が絶妙に効いていて、
深みあるおとなの味わい。
 
わらびもち、くずもち、
わらびもち、くずもち。
交互に食べていると
あっという間にペロリ。
 
やっぱり行列ができるだけあって、
おいしゅうございますね。
 
 
さて。
もう一軒、と足を伸ばしましたのは
同じく祇園の甘味どころ有名店
ぎをん小森さん。
こちらは何度か足を運んだことがありますが、
いつもズラズラッと行列が出来ております。
 
待つこと45分ほどで入店。
 
 
ぎをん小森さんは、
季節にあわせた甘味が特に人気で、
今は栗を贅沢に使ったマロンパフェ。
うららかな春にはさくらパフェと、
季節を感じるパフェを味わうことができます。
 
あとは、
わらびもちパフェが人気だけど。
うーん、さっきわらびもちを食べたしな。
そして、栗はあんまり好きではない。
さらに、外で長く待ったので寒い
 
 
というわけで。
もちぜんざいをいただいて、
暖をとることにいたしました。
 
あー、ほっこりするなぁ。
大納言あずきを使って丁寧に仕込んだ
おぜんざいが心に染みわたります。
餅も絶妙な焼き加減で、
もちもちとした食感がたまりません。
 
京都マラソンで、
京都に来られるランナーさんも
たくさんおられると思います。
ご紹介した以外にも、
魅力ある甘味どころが京都にはたくさん。
ぜひマラソン前後に足を運んでみてくださいね。
 
 
お腹いっぱいになったところで。
締めは、
圓徳院のライトアップを
楽しんで帰りまーす。
 
 
 
圓徳院は、
豊臣秀吉の正室・北政所が
晩年を過ごしたお住まい。
特に庭園の素晴らしさが有名で
ライトアップに照らされた紅葉は、
息をのむ美しさです。
 
 
 
あー、やっぱり。
冬の京都は良き。
少し後ろ髪を引かれる思いで、
帰路につくのでした。