もはやSNSでの炎上なんて話題は、
日常茶飯事になっている世の中。
つくづく、
文章で伝えるって難しい
ですよね。
炎上しちゃう理由の多くって、
文章を思いつくがまま書いて、
そのまま送信・投稿しちゃうから
だと思うのです。
常にハイスピードで
フィードが流れていくネットの世界。
その流れに乗り損なわないよう、
思いつくままに文字を連ねて、
世界に送り出してしまう。
ネットニュースなんか見てても
とんでもない誤字があって、
思わず目を疑ってしまうことも間々。
新聞社の記事で、そんな誤字?
というのも珍しいことではなかったり。
立ち止まって読み直す、
ということが出来れば
防げることも多いと思うんですよね。
ただ、時の流れは速く、
誰も立ち止まれない世の中。
結果、
思いつき、インスピレーション、感情が
世界中のフィードを埋め尽くしていき、
思いやり、熟考、協調性や尊重を
重んじる時間が失われていく。
久々に、
推敲
という文字を国語辞典で引いてみました。
≪唐の詩人・賈島が、
「僧は推す月下の門」という自作の詩句について、
「推す」を「敲く」とすべきかどうか思い迷ったすえ、
韓愈に問うて、「敲」の字に改めたという故事から》
詩文の字句や文章を十分に吟味して
練りなおすこと。
(デジタル大辞泉より)
たったの一語でも、
どちらの方が伝わるか、悩んだ末に送り出す。
しがないブログながら
日々、文章を綴っている一人として、
常に心に留めておきたい、と思います。