先日、YouTubeを見ていると。

何故か「踊る大捜査線」の動画が

リコメンドで上がってきたんですよね。

 

 

おおお、懐かしい。

ま、でもYouTubeは違法アップなのでやめといて。

FODプレミアムが2週間お試し無料で

視聴可能だったので、一気見しました。

 

 

踊る大捜査線は、

織田裕二さんが演じる青島巡査部長中心とした

捜査現場で奮闘する湾岸署のメンバーと、

捜査を指揮命令するキャリア組の警察官僚

柳葉敏郎さんが演じる室井管理官が、

数多くの軋轢を生みながらも

次第に互いの立場やポリシーを理解しあい、

活躍する姿を描いた刑事ドラマ。

 

放映されたのが1997年なので、

ちょうど僕は大学一年生の頃。

青島刑事のちょっと強引ながらも

自分の信念を決して曲げることはしない

真っ直ぐな思想・行動に、

心を打たれ、憧れたものでした。

 

 

ただ、20年以上ぶりに見直してみて。

青島刑事の勇猛果敢な行動力に

純粋に憧れる思いは変わらないものの。

室井管理官の理想と現実、上層と現場の狭間で

葛藤しながら逞しく戦っている姿が、

以前よりも強く、印象に残りました。

 

室井管理官のようなキャリアではないけど。

仕事の境遇は近しい状況にあって、

現実や経営環境をきちんと直視しながらも、

理想に近づける、現場が動くような

役割を果たすことの難しさ。

色んな局面で共感を覚え、勇気づけられました。

 

 

ああ、そうか。

時を経ると、

見える景色が変わってくる。

そして、

景色が良く変わることが成長。

景色が悪く変わることが衰えなんだ。

 

僕はもともと、

「ランニングなんか、自分には無縁の世界」

と公言していた人間でした。

でも、今は見える景色が変わってる。

コロナを機にランニングを始めると思い立って、

本当に良かったなぁと思います。

 

走ることに関しても。

タイムが良くなった、

ということも景色が良くなるひとつだけど。

「なんだか若くなったね」

「肌がキレイになったんじゃない?」

「めっちゃ痩せたねー!」

ということも、

ぜーんぶ景色が良くなることだと思う。

 

体力や筋力の成長には、年齢の限界あるけど。

景色を良くすることは、年齢関係なくやれる。

 

しっかり走って、

しっかり仕事して、

しっかり遊んで。

 

そうした日々の積み重ねが、

景色という結果にあらわれてくることを、

楽しんでいきたいです。