学生時分、京都に

長いこと住んでたんですけど。

貴船というところに

行ったことがなかったんですよね。

京の避暑地。川床。水占い。

とっても涼しげなイメージ。


ということで。

真夏の暑い暑い1日、

ぶらり貴船へと足を運んでみました。


あ、今日は

走ったり山登ったりしません。

まだ足が重たくて重たくて。

あらかじめご了承ください。



まずは、

腹ごしらえ。

やっぱ、京都の朝といえばこれですね。



イノダコーヒの京の朝食
先日の撮るジョグ京都編では
時間の関係で食べられませんでしたが。
ボリュームたっぷりの卵と野菜。


クロワッサンも美味しいんだな、これが。
朝活するにはピッタリの朝食です。


さ、お腹いっぱいになったところで。
まずは出町柳駅へ向かいます。
あ、重ね重ね。
走りませんよ今日は!
走るのにピッタリな距離だけどなー(誘惑)

京都→東福寺(JR奈良線)
東福寺→出町柳(京阪電鉄)
地味にアクセスが面倒くさいんですよね。
京都から出町柳。
やっぱり走ったほうが(以下略)




出町柳駅。
貴船に行くのがはじめてなので。
叡電に乗るのも初めてなのです。
2両ワンマン。
沿線には大学もあったりするので、
思いのほか乗車率は高く、
空席はほとんどありません。



30分ほどの乗車で、
貴船口駅に到着。
当駅の次が鞍馬寺のある鞍馬ですが、
多くが貴船目当てなのか、
かなりの乗客が貴船口で下車していきます。



普段なら貴船神社まで歩くのですが。
まだ足が重いよー、ってことで
バスにかなりの距離を運んでもらいました。


バスを降りると、
川床料亭が立ち並び賑わいを見せます。
まず、1つ目の目的地は
流しそうめん!



川床料亭のひとつ
ひろ文さんの人気メニューのひとつが、
流しそうめんなのです。
受付でおひとり1500円を支払うと、
整理券付きのうちわが渡されます。
(うちわの裏側に整理券番号が書いてある)


待合室も座敷で川床。
通り抜ける風がひんやりして気持ちいい。


順番がきますと番号が呼ばれ
バトルフィールド
そうめんが流れてくる場所に通されます。


そうめん決戦の時来る!
って、そんな大層なものじゃないな。



かなり早い間隔で
どんどんそうめんが流れてきます!
写真なんか撮ってる場合じゃない。
取っては食べ、取っては食べ。
もう必死。

ちなみに組ごとにレーンが決まっていて
他所様のそうめんを取っちゃうトラブルは
未然に防ぐシステムになっております。


そうめんのおまけについてきた
抹茶のわらび餅。
これまた美味しい!


さ、そうめんで涼を取ったところで。
まずは貴船神社の中宮にお詣り。



貴船神社は、
本宮・中宮・奥宮の3宮で構成されています。
全国約450社ある貴船神社の総本社で、
奉られているのが水神
ということで、読み方は濁らず
きふねと呼びます。
この辺の地域や駅名などは、
きぶねなんだけど。

中宮は、縁結びの神とされており、
「結び文」に願い文を書いて、
指定場所に結ぶことで、
縁結びを願うとされているようです。


中宮参拝を終えて、
続いては奥宮へと進んでいきます。



奥宮はかなり奥まったところに、
こじんまりと立っているのですが。
元々はこちらが本宮であったとのこと。

1055年に再建した際、
現在の本宮の地に社殿を建設・遷座して、 
ここが奥宮となったという歴史が残っています。


奥宮参拝して、一汗かいたところで。
近くにある兵衛Cafeでひとやすみ。


ここは夏季、
川床でお茶が楽しめる珍しいカフェ。
飲食他に川床料500円が必要になりますが、
そのワンコイン、払う価値ありです。



なんたって
足を川にドボンしながら
お茶を楽しめるのです。
川の水がまた冷たくて冷たくて。
涼をとりながらゆっくりくつろげます。


横を見ると、みんな川にドボン。
このまま時間を忘れてのんびりしたい…
ところですが。
30分の時間制限はあるのでご注意を。


梅ソーダをいただきました。
中の梅を砕きながら飲むソーダは、
最高の癒しドリンクです。

ちなみに一口め、梅砕かず飲んで
普通のソーダやん
と思ってしまったことは内緒で。


ふー。
涼がとれてほんと気持ち良かった。
再び靴を履いて、
今度は貴船神社本宮へと歩き出していきます。



赤の鳥居が出迎える
貴船神社本宮。
参拝客の姿はやはり、
中宮・奥宮と比べて多いですね。

水の神様を奉る神社。
ということで、
おみくじもとってもユニークです。
その名も
水占みくじ


紙のおみくじの束があるので、
自由に一枚を選びます。


そして、選んだおみくじを
水の上に浮かべてみると。


中吉!
わーい。
かなり良い内容が書いてある。
引っ越しだけダメってことね。


本殿のおまいりも済ませて。
貴船神社を後にします。

ああ、夏の貴船ぶらり。良き。

今回はこの辺でおしまいですが、
奥にある鞍馬から山道を通って、
貴船に訪れることもできるらしい。
鞍馬には、日本では唯一の
お寺が運行しているケーブルカーがあるので
機会があれば、そのルートもぶらり、
してみたいと思います。