高校野球夏の選手権の
地方大会も佳境に入り。
続々と代表校が決まってきました。
僕の地元の和歌山県も野球どころ。
全国でも珍しい(唯一かも)、
和歌山大会の
全試合がテレビで実況生中継
されています。
幼少期は野球少年でして。
朝から晩までひたすら
テレビにかじりついて、試合を観ていました。
なので、
地元を離れて住むようになっても、
ずっと高校野球は和歌山県代表が
気になって気になって仕方がない。
特に、智辯和歌山は
甲子園初出場の時からの大ファンです。
去年の夏の全国制覇。
めっちゃ嬉しかったなぁ。
さて。
そんな高校野球シーズン真っ只中に、
YouTubeで突然上がってきたおススメ動画が
目に留まりました。
最近、涙腺緩くてやばい。
ティッシュティッシュ。
審判の方の心遣い。
本当に素敵で、心が動かされます。
球児たちにとっては、
何年も積み重ねてきた練習の上にある
一生に一度かもしれない晴れ舞台。
「名前を呼ばれ、視線が注がれる」
その大切な時間を、作ってあげるために。
単なる判定マシンではない、
審判が人間だからこその温かみなのだと感じます。
そして、もうひとつ。
この審判の所作を
気付いた人の素晴らしさ。
僕は何百試合と数えきれないくらい、
高校野球の試合をこれまで見てきましたが。
一切、気付きませんでした。
まったくお恥ずかしいことで。
野球だけでなく、
生きていくこと全てにおいて、
人は心遣いをもって、支えあって生きている。
自分をサポートしてくれている人のこと、
しっかりと気付いて感謝できる人間でありたい。
ティッシュで潤んだ眼をぬぐいながら、
そっと心に誓うのでありました。