カラフルブロック?

 保育園から帰ってきた息子くんから「今日はカラフルブロックで〇〇を作ったの」などと報告されることが多くなり「カラフルブロックって何?」と気になっていました。当初レゴのことかとおもっていましたが、お迎え時に遊んでいるところを目撃した嫁さんが「レゴじゃないハッシュタグみたいな形の大きいブロックだった」と報告がありました。そんなに夢中で遊べるなら義父からのクリスマスプレゼントはこれにしようと、登園時に息子くんに「カラフルブロックってどれのこと?」と教えてもらいました。比較的大きな、すべて同じ形のブロックで箱には「PLUS PLUS」と書いてありました。
 
+を二つ並べた形のブロックなのでPLUS PLUS(++)なのですね。調べるとデンマーク製の知育ブロックでした。楽天で通販もされていて、通販サイト上部のイメージ写真を見て「保育園にあったのはパステルカラーのまさしくこれだったよな」と注文しました。
 
 届いた商品をみてびっくり、ブロックの色や形は同じですが、サイズがかなり小さいのです。販売サイトのトップにある子供が手に持っているイメージ写真の1/4ぐらいのサイズです。
 
単三電池とならべてみました。
 
 よく調べると保育園にあったのは「Plus-Plus BIG」という1歳から遊べる大きなタイプでした。私たちが買ったのは3歳(*)以上が対象の標準タイプでした。(*サイトによって5歳から、6歳からと表記が異なります)
 レゴも対象年齢にあわせて大小があるように、こちらも2種類のサイズがあったのでした。
 
 サイズこそ違うものの、形は保育園で慣れ親しんだもの。特に文句を言うわけでもなく無心に遊び始めました。

大人には難しい?

 息子くんがテキパキと組み上げていく横で、私も遊んでみましたが1種類しかない形状に困惑します。こうつなげたいと思う方向にうまくつながらなかったりして思った通りの形に組み上げるのが想像以上に難しいのです。単純なバナナの形を作ってみようとしただけなのに謎の物体が組みあがりました。そんな横で息子くんは脅威のスピードでテキパキと何かを形作っていきます。
 
もうできたの!?これはなに?
 
「ドラゴンだよ」
 
いや、めっちゃドラゴンやん!辰年やしな!
 
幼少期はレゴにどっぷりとハマり、仮にも機械工学を専攻し、かつては設計にも携わっていた私のプライドが崩れ落ちていく瞬間です。
 
すごいすごいと眺めていると次の作品が。
 
これは?
 
「さそりだよ」
 
そうですね。どこから見てもサソリです。
 
今度は大作ですね。虫ですか?
 
「しっぽの生えた牛鬼だよ」
 
これは難しい。よくわからんがきっとそうなんでしょう。
 
 大人が考えながら作っても難しいのに、どれも完璧なシンメトリーでブロックの組み合わせに無駄がありません。あっという間にたくさんあったピースが残り少なくなってきました。
 
 
どれも気持ち悪いくらい(失礼)左右対称に整っています。
 
 最近タブレットで動画ばかり見がちな息子くんも、これで遊ぶ時は夢中になっています。まさしく知育にぴったりの素晴らしい玩具ですが、一度作った作品を壊すのをいやがるため片付けもできず、600個もあったピースがもう足りなくなってしまうというのが難点とも言えます。