久しぶりの伊丹スカイパークで

 息子くんを大阪国際空港の滑走路脇にある伊丹スカイパークに久しぶりに連れて行きました。というのも、今までは南エリアにある3歳までが遊べる幼児ゾーン中心で遊ばせていたのですが、より難易度の高い「冒険の丘」があるエリアでそろそろ遊べるのではとの目論見があったからです。ここには巨大立体迷路やローラー滑り台、ジャングルジムや砂場があります。

迷路を克服!

 ローラー滑り台はまさかの点検中で使えず、立体迷路に向かいます。ロープが荒く編まれたネットの上を歩くことになるのですが、階段を上ってスタート地点に立った瞬間に彼の足がすくみます。地上高2m以上で網越しに下が見えるせいでしょうか?迷路の入り口に入る前の段階で腰が引けてとても進めそうにありません。迷路が好きな彼は何度か挑戦しようとしましたがついにあきらめて下に降りて行きました。
 
まだ早かったか…
 
 そう思う間もなく、彼は次の行動に出ました。地上スレスレのところに貼られた同じような網の上を進みだしたのです。低いエリアで動ける範囲で歩き回り徐々に網の上を歩くことに慣れた彼は、果敢にもさきほどあきらめた入り口に向かいました。やるじゃないですか!ただ、この迷路、アップダウンもあり途中で立ち往生してしまわないかと心配でしたが、なんとかゴールまでたどり着くことができました。あっぱれ!

そして悲劇が…

 砂場やジャングルジムでも目いっぱいあそんで、ソフトクリームを食べに中央エントランスに戻ります。いざ帰ろうとしたとき、小さな階段状の滝がある部分の水際のブロックの上を歩きたいと言い出しました。幅50cmほどの平均台のようなところに他の子供たちが歩いているのを見ていたのだと思います。いざ立ってみるとやっぱり怖いみたいで両手でパパの手をしっかりつかんでおそるおそる半分ぐらいすすんだところでギブアップ。あきらめて荷物をまとめて帰ろうとしたとき、今度は四つん這いで少しずつハイハイで進みながら挑戦しようとしている姿が目に入りました。
 
慎重すぎるのもどうかなぁ
 
そう思いながら目を離した瞬間です
 
「うわあっ!!」
 
一瞬のできごとでした。
 
悲鳴で振り向いた時には彼は50cmほど下の水面に落下していました。あれだけ慎重に進んでいたのになぜ落ちたのかわかりません。
 
下半身ずぶ濡れで「寒い」とガタガタ震えだします。
 
 着替えは持ってきていなかったので、濡れた服や靴を脱がせて嫁さんが来ていたベストを羽織らせて車まで連れて行きます。
 
 嫁さんがびしょびしょの靴や服一式をまとめるのに手こずっていたら惨事の一部始終を見ていたご家族がビニール袋を差し入れてくれたそうです。ありがたいです。
 
車に着くころには寒けもおさまって、この表情。
 
 比較的近い嫁さんの実家に向かい、シャワーと着替えを済ませ事なきを得ました。
結局なぜ落ちたのか不明のままです。どんな行動をとるるかわからない3歳児。片時たりとも目を離してはいけませんね。反省です。