パパと二人で

 嫁さんが、ずっと見たかった「ミイラ展」が終わってしまうということで南港方面に出かけることにしました。さすがに息子くんにミイラはキツいだろうということで私と息子くんは周辺で時間をつぶす場所を探すことに…、いや探すまでもないですね。というのは前回海遊館に行ってからというもの、事あるごとに「ジンベイさん(ジンベイザメ)見に行く?」「シュモクさん(シュモクザメ)見に行く?」とやたらとアピールされてるんですもんね。
 
 タイムリーに届いた「こどもちゃれんじ」の付録の「うみのいきものはっけんセット」も入浴時に必ず自分で壁に貼って眺めて楽しんでます。嫁さんのせいで「ウニ食べられる、おいしい」「ヒトデ食べられない」と少し違った方向での覚え方になっていますが…。
 

全部覚えてる!?

 嫁さんを南港ATCで降ろしてから11時前に海遊館前に到着です。前回に学習したので駐車場は周辺のコインパーキングに停めることにします。海遊館の目のまえから少し裏手に入るだけで土日最大料金900円のところがすぐ見つかりました。海遊館は事前にスマホで予約したので予約画面のQRコードを見せるだけでスムースに入館できました。
 
 息子くん、前回初めて訪れただけにもかかわらず、順路に沿って進むと次になに会えるのか全部覚えていたのにびっくりです。
「ペンギンさんみる」「ジンベイさんみる」「カニさんみる」「クラゲさんみる」すべて彼の言った通りでした。
 
 
 お目当ての生き物を見つけるたびに飛び上がってくるくる回りながら名前を連呼していました。こんなに喜んでくれてパパはうれしいですよ。



  
ペンギンさんの泳ぎに魅了され…
 
巨大な魚にかぶりつき!
 
「同じ顔して」とリクエストすると顔芸してくれました。
 
 わがまま言って手を焼かされることもなくスイスイと見て回ることができました。1時間ほどかけて一通り見たところで「おなかすいた、ごはんたべる」と言い始めたので外にでることにします。万が一もう一度見たくなったとしても退館時に腕にスタンプを押してもらっておけば当日再入場可能なので念のため押してもらいます。出口に向かう際、窓からは観光船「サンタマリア号」が見えていて「おふね乗りたい」というので嫁さんと合流してから乗ろうと「あとで乗ろうなっ!」と軽く口約束してしまいました。

おふね?乗った

 電車で戻ってきた嫁さんと合流し、天保山マーケットプレースで昼食をとりながら先ほど約束したサンタマリア号について調べます。前日までの予約割や海遊館とのお得なセット割などがあり、なんか悔しいのでまた次の機会にしようということになりました。「おふねに乗る」と約束してしまったことについては嫁さんがナイスな対案を出してくれました。「以前サイクリングで来た時に乗った渡し舟、近いんちゃう?」
 
 そうです、大阪市が生活用として無料で運行している渡し舟の渡船場がすぐ近くにあるのです。向こう岸に渡って、またすぐ戻ってこようということになりました。
 
 渡船場に着いた時にちょうど出て行ったところだったので約30分待ちとなりましたが、息子くんはわくわくしてちっとも退屈しないようでした。
 
 いざ、乗船するとなぜか怖がって外の景色を見ることすら拒否されましたが、帰りは慣れたのか外を眺めていました。対岸に海遊館とサンタマリア号が見えますね。
 
 下船してからも「おふねのった!」と何度も反芻していたので、それなりに楽しんでくれたようです。落ち葉を踏みしめながら来た道を戻ります。
 

締めは観覧車で

 そろそろ疲れてきた様子も見せてきたので、最後に観覧車に乗せてあげて終わりにすることにします。シースルーの特別席は30分待ちでしたが、普通席は待たずに乗れそうだったのでそちらにしました。
 
わくわく!
 
 思いのほか高いところまで登り、しかも回転もゆっくりなので大人も存分に景色を楽しむことができました。
 
 帰りの車中はあっという間に寝落ち。そして翌日以降もずっと「ジンベイさん見た」「カニさんよいしょよいしょ登ってた」などと、思い出しては語りかけてきて、もらったパンフレットを自分でめくって見返しています。こんなに喜んでくれるなら年パス買ってもいいかなと思い始めました。