二人きりの休日

 嫁さんが友人たちと久しぶりに会うため一人で朝から出かけました。天気も良さそうなので息子と二人で大好きな馬見丘陵公園に行くことにします。父子水入らずでの休日、楽しみな反面不安もありました。なぜかというと母親がいないと息子は心から楽しむことがないからです。
 
 普段私が遊んであげている時、めちゃくちゃ楽しそうに笑顔を見せてくれますが、それは母親がどこか同じ空間にいるからなのです。別に台所で料理をしていてもかまわいません。近くにいることが大事なのです。それが、二人きりで近くの公園に行くとずっと仏頂面をしています。最初はたまたま機嫌が悪いのかと思っていましたが、いつもそうなのでもはや確信にかわりました。ママは何もかもを超越した絶対的存在なのです。

あじさいが満開

この公園、とても広くゆったりしていて駐車場は無料。四季折々の花が楽しめて木陰でくつろぐこともできます。今は園内のあじさい園で、あじさいが見ごろを迎えていました。
 
そこそこお花に興味を持ってくれていますね
 
表情は硬いですが出だしはいい感じです
 
なにか虫でもみつけたのでしょうか?
 
その後、平常営業に戻りました。
何かご不満ですか?
 
呼んでも目線なんかくれやしません。
 
つまんなさそうですね。

 
やっとこっち向いてくれてもこの顔です
 
ここでもかなり粘りましたが目線はくれませんでした。もう名前を呼び疲れました。
 
でも、まわりに興味は示しているようなので何らかの刺激にはなっているようです。
 
憂いをかかえている1歳児なんていやです
 
でも今回、唯一機嫌がよかった時があります。
 
それは...
 
 
ごはんの時です。理由はともあれ、私はこの笑顔で生きていこうと思います。