ネタバレにご注意ください。(編集済み)
前回のpart2です。
ベネジア・ティッソーニ
サレンと手を組んでいると思われるアサリのメイトリアーク。
「メイトリアーク」というのは、アサリ族で人生の最後の段階まできた人物を指す言葉です。
アサリ族ではこのメイトリアークに敬意を持つ意識が強く、メイトリアークになると指導者や評議員の地位に就くらしい。
このベネジアも元々は地位の高い評議員であり、シェパードの仲間になるリアラの母親です。
それはそうと、どしても目が行くのはこの豊満なボディです。なぜこんな変態衣装を着用しているのか?それは、ストーリーが進めば明らかになります。
ジョーカー(ジェフ・モロー)
シェパードたちの乗船する船、ノルマンディーの操縦士。愛称はジョーカー。
訓練生だった頃に全く笑わなかったことが、このあだ名の由来らしい。
皮肉屋な性格で、特技はブラックジョーク。
足の骨が極端に脆い病気を抱えており、足が不自由です。戦闘メンバーではありませんが、シリーズを通して登場するので割と思い入れが強いです。
ドネル・ウディナ
人類の大使のおっさん。シタデルの大使館で政治家として仕事をしている。
生粋の政治家気質で、口を開けば毒舌。アンダーソンとは馬が合わないようです。
嫌味で気の短いおっさんですが、政治家としての実力はそこそこある…のか?
シタデル評議会
アサリ、トゥーリアン、サラリアンの代表者である3人で構成される委員会。
その影響力は銀河全体に及ぶ。
評議会に加盟している種族は上の3種族。加盟はしていないものの、シタデルに大使館を持つ種族は準会員となっています。(人類は準会員の立場)
しかし彼ら、どれだけサレンが脅威だと説明しても評議会のメンツのために認めようとしなかったり、人類のコロニーを救うことに積極的でなかったり、あまり信用なりません。
~ストーリーの流れ~
ビーコン回収任務で明らかになったサレンの裏切りとゲスを従えているという事実。しかし評議会は聞く耳を持ちません。
それもそのはず、サレンはスペクターであり、評議会のエース的な存在です。
そんな男が裏切ったことが表沙汰になれば事態はややこしいことになるので、評議会はできることなら認めたくないのです。
証拠がなきゃアカンということで、シタデル内でサレンが評議会を裏切ったことの証拠を探すことになります。
サレンの証拠を探す過程で、レックス、ギャレス、タリが一気に仲間になります。
決定的な証拠を持っていたのは、成人の儀式のために仲間の船団を離れ旅をしていたタリだった。
証拠のせいでサレンの手下から命を狙われていたところを助けます。
証拠はタリが旅の途中で手に入れたゲスのメモリーでした。そのメモリーには、サレンとベネジアと思われる音声が入っていた。
そして、その音声からサレンの目的は「リーパー」という5万年前に存在していた機械生命体を復活させることであると分かります。
ゲスがサレンに協力しているのは、彼らが機械生命体の頂点であるリーパーを神としているかららしい。
ウディナにタリの持っていた証拠を渡し、評議会もやっとサレンの悪事を認めます。
同時に、サレンからスペクターの地位を剝奪し、サレンを追うためにシェパードを人類初のスペクターに任命したのだった。
ここで疑問なのが、スペクターって具体的になに?ということですが…
スペクターとは、一言でいえば「評議会の特務捜査官」らしい。
評議会の特命で任務にあたり、平和と秩序を乱すもの(それこそサレンのような者)が現れた場合、手段を問わずに解決する特権を与えられる者。
カッコ良すぎる肩書ですが、スペクターは任務を遂行するためなら銀河の法の枠を超えることが許されるので、それが理由で中にはスペクターを良く思わない者もいるようです。
その後、アンダーソンはノルマンディーの艦長の座をシェパードに譲り、船を降ります。
実はアンダーソンは20年前にスペクターの候補にまで上がっていましたが、サレンとの任務ではめられ、スペクターになれなかったという過去がありました。
その時も評議会はスペクターであるサレンの方を信用し、結局任務で大勢の被害者を出したサレンはそのまま野放し。
やはり、評議会の目は相当な節穴か、自分たちの保身ばかりを考えている連中かのどちらかだと思われる。
アンダーソンの後任でノルマンディーの艦長となったシェパード。
ここから、サレンを阻止するために銀河を駆け巡る旅が始まるのだった。