波浪注意報発令中。

波が高いときは安全面もそうだが釣りの面でも気を遣う。潮位は低く潮廻りは小潮でその変動も少ない。浜のシャロー域は高波と相まって水深が安定せず、スズキの居場所も絞れない。波打ち際にもあまり近づけないし、飛距離優先のルアー選択を強いられる。

 

早々でこれ。

場所移動だな....

 

狙いが絞れず遠投で移動しながらキャストを続けると、

このサイズか.... やはり場所を絞らないとうまくいかないな。

 

時々小魚らしきものがルアーに触るので何がしらベイトは居るようだ。やはりドシャロー域でベイトを追い詰めて捕食してるんだろう、と波での水深変化が比較的少なく、少し流れが効くところに狙いを絞る。シャローミノーでも底を叩くような水深なのでポッパーにする。

どこで当たるか分からないのでとりあえずフルキャストで引いてきて水際ぎりぎりは特に集中する。これを2-3度繰り返すと、ロッド2本分くらいの距離、波打ち際でロッドがひったくられた。頭を振る感触がないが、重い。スレっぽい感じで、水際をラインをズリズリ出して粘る。

上がったのは見た目でも80アップ、ルアーは口に掛かっていた。

これはメジャーで計測。

ベイトを追い詰めて食っていた魚なのか、ルアーを追いかけてきて食ったのかは分からないが、波打ち際で食うスズキは結構いいサイズが多いことを考えるとやはり定位している魚なのだろう。

 

スズキ(60、83cm)
タックル
ロッド:10エクスセンス S1000MH/R ワイルドコンタクト1000
リール:24セルテート LT4000-CXH
ライン:山豊テグス/スーパーPEブルーマーク1.2号
リーダー:トヨフロンPremium船ハリス 6号/1.4m(FGノット)
スナップ:ダイワ/強軸スナップワイドM(ユニノット)
ルアー:ハードコア/シャローランナー(F)H2 120mm/8.HRHレッドヘッド

K2RP122/106.パール・レインボー

 

サーフに限らず、80前後くらいのスズキになると、地形、流れ、ベイトの存在など効率よく捕食するために定位する理由があると考えている。大きい魚ほどいい場所を優先もできる。ぼんやりとルアーを投げていてこういう魚が食うことは余りない。