今年の秋冬のサーフ、結果は、

50-88cm、6匹

釣行日数は7日、3日はノーバイトのボウズを喰らった。年末は地元の行事があったり、天候不順だったり、昨日まで珍しく風邪を引いたりで出れなかったのがちょっと痛かった。
数が少ないのも、ボウズを喰らうのも分かりきった釣りなので落胆もしていない。少ない釣行回数ながら80台後半が出せたわけで、多分やり方は間違ってなかったんだろう。余り日を空けずに同様の条件で釣りができれば80アップがもう少し出せた可能性があったことが少し残念だ。

現在海表面は15℃ラインが迫りつつあり、年初まで魚がいてくれるかどうかは微妙なところだ。
ま、それなりに楽しい秋冬シーズンだった。

2021年よりサーフで使ってるツインパワー2つ。20ツインパワー4000MHG(左)、4000(右、ノーマルギア、4000MHGスプールを装着)

昔から高級リールには漠然とした憧れはあったが「みんな単なる見栄で使ってんだろう」というひねくれた考えや、「安いもので十分に使える」というインプレもあったりで、汎用リールについては30年ほどは2万円以下のものばかり使ってきた。

従来のリールと比較してツインパワーの使用感は、確かにノイズが少なく安定感と高級感がある。だが、これはサーフの実釣では余り意味のないことだ。実釣での最大の差は「負荷が掛かった状態でもポンピングしないで巻ける」ということだ。

 

波が荒く、離岸流が激しく出ているサーフで80アップのスズキを寄せるとき、これまでのリール、例えば09レアニウム、12エクスセンスCI4+などのボディーやローターの柔いリールだと巻きトルクがなくショートピッチのポンピングが必要だった。ポンピングはロッド角度が変わり、ラインテンションが不安定になる。バラシを防止する意味ではあまりやりたくない操作だ。

まあ、そのポンピングのピッチを小さくすることでテンション変化をある程度抑えることはできたが、ツインパワーだと80アップのスズキ、推定8kgオーバーのヒラメであってもロッドの角度を固定してそのままグイグイ巻ける。要するに楽なのだ。

 

来年は24ツインパワーにモデルチェンジするようだが、23ヴァンキッシュと同じボディー構成になるのだろうから密巻きと極限まで薄肉化されたCI4のギアボックスが採用されるのだろう。そうなるなら今の20ツインパワーでいい。もう一つ持っている3000MHGも併せて大切に使っていこうと思う。