今シーズンのサーフのスズキは正直余り出れてない。自宅のリフォームやら新規に設置したテレビや屋内のネット環境の整備に時間をとられていたのは事実なんだけど、まだ大型を狙って釣れる状況にはない時期でもありモチベーションが上がってないというのが正直なところ。
とはいえ11月末ごろから条件のよさそうな日に出てはいる。
1日目
もろもろも条件は非常に良いと思ったが、ノーバイト。ま、サーフはそんなに甘くはない。
2日目
岩礁混じりのサーフ。波は有り活性は高そうだったが、ベイトが入っているかどうかが分からない。2ヒット、1キャッチ。
60ちょっと。多分カタクチイワシを食べている個体だ。それにしてはバイトがなかなか取れてないのが気になるところ。単に食わせられてないのかもしれない。
釣果
スズキ(65cm)
タックル
ロッド:16エクスセンス S1006M/RF
リール:19ストラディック4000、夢屋カスタムスプール4000 PE1215(エクスセンスカラー)
ライン:ゴーセン/PEマックスビート 12lb(1号)ライムグリーン
リーダー:デュエル/BIGフロロカーボン 5号/1m(FGノット)
スナップ:アクティブ ルアースナップストロング バリュー#1(ユニノット)
ルアー:ウインドストーム135F/バーニングチャート
3日目
バイトのあった2日目のポイントを中心に攻めてみる。
1度きりのバイトをモノにする。
80アップ。引きは重かったが走りが鈍かったのはルアー丸飲みで抵抗できなかったからだろう。やはりベイトを食ってる感じはするのだが、バイト数が少ないし海面でベイトが追われてる状況でもない。
アワセはバラすかキャッチできるかの大きな要因になると考えており、ずっと悩んできた。バイトを感じたらロッドを煽ってフックを掛ける、当たり前のようなことだが、実際はアワセのパワーはロッドに吸収されて余り魚の口に伝わってはいない。
今期からはアタリがあってもロッドをすぐに煽らず、ラインを巻けるだけ巻いてロッドが多少ラインテンションで倒れた状態からロッドを起こす、そんな感じを試している。これは玄界灘のヒラマサキャスティング船の船長、田代誠一郎氏がヒラマサ相手にやっていた方法で、サーフのスズキ釣りに有効かどうかは分からないが、少なくともテンションが掛かった状態でフッキングは出来る。どうしてもすぐにロッドを煽るビックリアワセになりがちだが、この手法がきちんとマスターできればバラシは減らせるのではなかろうか。
釣果
スズキ(81cm)
タックル
ロッド:ラテオ 100ML・Q
リール:19ストラディック4000、夢屋カスタムスプール4000 PE1215(エクスセンスカラー)
ライン:ゴーセン/PEマックスビート 12lb(1号)ライムグリーン
リーダー:デュエル/BIGフロロカーボン 5号/1m(FGノット)
スナップ:アクティブ ルアースナップストロング バリュー#1(ユニノット)
ルアー:ウインドストーム135F/マットライトニング
これは個人的な推察に過ぎないが、80cmを超える大型のスズキはより小型の個体に対してベイトを捕食できる場所を占有できると考えている。いい場所に居るそんな個体は動き回るベイトを追いかけるなどの非効率な動きはしないはずだ。確実にベイトを狩れる場所を占有し、そこに廻ってくるベイトを確実に捕食しているはずなのだ。
80アップが釣れた場所には80アップが釣れる必然的な条件がある、そう考える。勿論、そういう場所、条件が分かっていてもそもそも数の少ない80アップはポンポンと釣れるわけはない。だが、60-70cmが入れ食いの状況に遭遇してもその中には80アップは滅多に混じらない。
そんなことを考えながら釣りをしている。
今年の冬は例年より若干低温傾向になることが予報されており、実際暖冬だった昨年末に比べれれば明らかにその傾向は感じている。降雪量も多くなるのだろう。だが、現段階で山陰地方の海面温度は例年より1-2℃程度は高いままだ。
気温は例年通りか若干低く、海水温は例年より高め。これが年末に掛けてのサーフのスズキ釣りにどのような影響を及ぼすのか....
基本的にはポジティブに考えているのだが、フィールドに地道に出てみるしかその答えを知ることはできない。