入院③(術後1日目~4日目) | おっさんのよもやま日記

おっさんのよもやま日記

サラリーマンの徒然なるままのよもやま話です。
2022年9月28日 腎臓がん告知。左腎臓摘出手術を受ける。
日々の記録や自分が感じた事、備忘録や日記代わりにと思って、書き留めていきます。
1975年生まれ、おっさんです

2022.11.1 

術後1日目

朝目覚めて検温。37度半ばくらいの微熱が続く。抗生物質と栄養の点滴が続いている様子。(後で知ったのだが、微熱が続いているため抗生物質を変更したらしい)

 

目覚めて気付いたが、個室に代わっていた。

 

足にまかれていた血栓防止のエアーポンプが外される。

この時どうも弾性ストッキングも外してもよかったみたいなのだが、教えてもらえず結局丸一日そのままにしており、元来かぶれやすい自分は、化繊にかぶれてしまう

 

左手甲に点滴、左下腹部にドレーン、尿道カテーテル、背中に硬膜外麻酔の全4本の管が体に通されていた。

 

看護師さんから起き上がってみるように言われたが、自力で起き上がれず、ベッドの力を借りて何とか上半身を起こすことができる(傷は全く痛くない)

 

術後最初の食事が、お粥だけ。絶食していたこともあり平らげる。

 

ベッドから降りて少し動いてみようとするが、点滴をはじめ4本の管が邪魔してほとんど動けない。今までの人生で数メートルを動くのにこんなに苦労したこともないので、正直ショック。

硬膜外麻酔のおかげで痛みはないが、結局動けずほぼベッド上で体を起こして過ごす。

 

2022.11.2 

術後2日目の朝、回診時に尿管カテーテルを抜かれる。

女医さんもいて看護師さんもいる中でおむつを脱がされたが、恥ずかしさを感じる間もなく一気に抜かれる。痛くはないけど何とも言えない気持ち悪さ。(そもそもどうやって入れたのかが気になる)

 

この日の夕食から普通食に戻るが、まったく腹が減らず完食できず。小便は出るものの便秘になり胃の不快感が始まる。

 

2022.11.3

術後3日目 微熱は収まるものの1日一度は38度台まで発熱。だんだん頭痛も出てくるので症状を訴える。胃の不快感も強くなり、胃薬を出してもらうようにお願いする。便秘が続いていて食欲もない。

 

夜中に硬膜外麻酔が切れる。

傷口の痛みはないものの強烈な頭痛と背中の筋肉痛が発生する。深夜の見回りで看護師さんがロキソニンと氷枕を出してくれたおかげで何とか眠れた。

 

2022.11.4

術後4日目 硬膜外麻酔の管が抜ける。頭痛や背筋痛は硬膜外麻酔が切れたときによくあらわれる症状らしい。発熱や頭痛の時はロキソニンで対処。また胃薬を処方してもらう。便秘が続いているので浣腸してもらい少し楽になる。

 

久しぶりに体を拭いてもらい、頭も洗ってもらえた。すごく気持ちよく洗ってくれた看護助手さんに感謝。

 

体の管が少なくなったことで行動範囲も少し広がり点滴をしながら歩く。

午後から、また大部屋に移ってほしいといわれる。どうも緊急入院の患者さんが出たらしい。

自分も術後に個室にしてもらって大変助かったので大部屋に移動。(今度は窓際だ)

 

ある程度傷もふさがりつつある中で、体に張られたテープで肌がかぶれてきた。酷いかゆみが出てきたため、塗り薬を処方される。かゆくて寝れないときのために、保冷剤を背中に当てたりしてしのぐ。

 

食欲無く便秘とかぶれ、微熱に悩まされた術後前半戦だった。