戦隊モノにどはまり中の2歳の息子。
現在は動物戦隊ジュウオウジャーです。
人間のイーグル(レッド)がジューランドで出会ったジューマンのシャーク(ブルー)、ライオン(イエロー)、エレファント(グリーン)、タイガー(ホワイト)と一緒に持ち前の身体能力をいかして敵と戦います。
メンバーは、前回のニンニンジャーとは変わって茶髪男子はおらず、 ヒーローとしては第一印象で好感がもてる真面目系イケメンが中心。
女の子はかわいい系とクール系の二人で、役割分担しています。
巨大化する敵には、それぞれキューブ型のロボットを召喚し合体して戦います。
今年のテーマは「キューブ」みたいですね。
召喚ロボットもキューブ型で、変身するときのアイテムもキューブ。
放映とともの販売開始となったこの変身アイテムは我が家も速効でゲットされられました。
とりあえず、東京ドームシティのシアターGロッソの初回公演は観覧し、 素顔のヒーロー公演も通おうかなと思うくらいには、はまっています。
主題歌は一緒に歌えるようになり、息子とイントロクイズくらいはできます。
たいていの男児がいる親なんて、これらはみんなあるあるですよね。
でも世の中には戦隊モノにまったく接することなく大人になる人もいます。
私には弟がいますが、母は教育に厳しい人で、幼いころ私も弟も戦隊モノを見ることは絶対に許されませんでした。
「見てはいけないもの」として嫌悪さえするように教育されました。
アニメも戦闘シーンがあるものはダメ。清く正しく真面目にと。
世代で言うと、ガンダムもドラゴンボールもセーラームーン(笑)もドラえもんも内容によってはダメでした。
推奨されていたのは教育テレビとかブッシュベイビーとかのハウス食品提供系アニメ(懐かしい)。
それと、なぜか洋画を見ることは許されていたので我ら兄弟はポリスストーリーにはまり、マーティーとドクにはまりグーニーズにはまり、グレムリンにはまっていました。
ジャッキーのアクションはなぜかスルーされていました。
今思えば、親なりに?教育の信念を持っていたのかもしれません。
しかし、私は大人になってから、ドラゴンボールを大人買いし、ガンダムもファーストから通して見ました。
私の場合でいえば、子どもの頃の抑圧は大人になってから変な形で解放されるので 正直ろくなことはないな、って思っています。
私は長女として育てられて、20歳くらいまでは親の言うことを素直に聞くとってもいい子ちゃんだったと思うのですが…社会人になってから無断外泊はしょっちゅう・・・、朝まで飲んで路上泊なんてことも多々あり、なんていうかタガが外れたようなダメな大人になってしまいました。
幼児期に戦闘シーンを排除されたことで、特別人に優しいっていうこともありません。
思春期の頃、親の言うことばかり聞いて育ったので、自分に自信がなく 頭でっかちで、狭い世界でばかり物事を考えていたんですね。
社会に出てはじめて、世間の大人と接して社会人としても教育していただいて、 ようやく自分が未熟で何も知らない世間知らずなただの小娘で、世の中で生きるには必死でがんばらなきゃいけないんだって気付かされたんです。
あー恥ずかしい。。
親ってありがたい存在ですけれど、でもいつまでもその守りの中にいても 何にも成長できませんよね。
私は息子に対しては、愛情ある放任主義でありたいと思っています。
中学生くらいになったら、友達と彼女の間で成長しなさいって言い放っていたいな…。
ちなみに弟は、私の影で16歳くらいからほどほどにタガが外れ始めましたが、私のようなひねくれ方はせず、今は遊びも仕事も楽しめる普通の大人になりました。