高校の英語教師で

福原先生と言うお方がおられた。

 

彼が、何度も、何度も、

何度も、何度も、

何度も、

 

 

繰り返しておっしゃたのは次のことだった。

(できるだけ、当時の言葉のママ記述したい)

 

=============ここから===============

 

えーですか、皆さん。

Identityという単語を「独自性」と

訳してはいけません。

 

Identityと言うのはとても難しい単語です。

私は若いころIdentityの意味が分からなくて

何度も繰り返し、いろんな辞書を調べました。

そして分かったんです。

 

Identityの意味は

「そのものがそのものである理由」

という意味なんです。

=============ここまで===============

 

この話を、何回も何回も何回もされた。

同級生はいつも同じ話をするとあきれてた。

 

 

皆さん、僕が何を言っているかわかりますか?

先生が何を伝えたかったかわかりますか?

 

先生は学校の英語の授業という

わずかな時間をとおして、

 

「あなたは何者か」

「あなたをあなた

たらしめているものは何か」

「あなたは何のために

生まれ、何ができ、

何をなすべきと思うか」

「それを追求しなさい」

 

という哲学を伝えていたのです。

 

僕はまだ死ねない。

 

いじょ (`・ω・)ゞ