こういう兄弟の小説を考えている

 

二人の兄弟。歳はあまり近すぎず、遠すぎず。

同じ中学、高校に長くダブらない方が良いので3、4歳年が離れている感じ。

 

長男(名前=「中:あたる」)は努力家で高級官僚になり、資産家の妻を持つ。

 ・子供は一人。弟がいたことで何のメリットもなかったので一人で良いと思っている。

 ・人格的には誰にも好かれ、敵を作らない。

 ・出世街道まっしぐら。

 ・いわゆる「勝ち組」

 

次男(名前=「出:いずる」)は長男ほど優秀ではないがそこそこの学校を出て、製造業のメーカー勤務。

 ・子供は多いが、障碍児を抱えている。

 ・早期退職してくれと言われ、会社を退職し、実家近くの零細企業に再就職。

 ・どちらかと言えば「負け組」なのであろう。

 

成長した二人の接点は、盆・正月に実家で顔を合わせるぐらいである。

 

二人とも高年に差し掛かった時に事件が起こる。

 長男(「中:あたる」)の子供が不治の病で夭逝する。

 次男(「出:いずる」)の奥さんが亡くなる。


など、など。

で、結局のところ、誰が「勝ち組」で、だれが「負け組」だったのか?
安易に決めつけてはいけない更なるどんでん返し。



こういう感じの小説にしたいね。

 

 

 

 

 

 

 

要は落としどころだな。

 

 

 

なかなか、悩ましいね。

読者の価値基準を、読んでる人が疑問に思う話にしたいが、

それをどう落とし込むか....

 

 

取り合えずあれだ、タイトルだけはちゃんと考えよう。

登場人物(「中:あたる」と「出:いずる」)の名前をとって、

 

 

 

 

 

 

 

「中出(なかだ)し兄弟」でどうでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

「これを書きたかっただけだろう!」と思った

あなた!!

 

 

その通りです、

ごめんなさいm(_ _)m