昨日今、雷が鳴り響いている。外にも勿論ウオーキングもできず時間潰しにブログを書いている。雷といえば昔から「地震、雷、火事、親父」と怖いものの代表にされてきた。子供の時の雷は本当に怖く、家が震えた(ぼろ家だったせいか)。蚊帳の中に入り耳をふさぐ。ただ雨が降ってあちこち雨漏りがするので「どんぶり」をあっちこっちに置く。畳が水浸しになるのを防ぐためだ。雷が通り過ぎたら落雷の現場を見に行った。大きな木が裂けてその部分が黒焦げになっていた。そのうちの子はもう有名人だった。
サラリーマン時代各地を転勤で転々としたが、栃木県宇都宮、小山地方の雷は怖かった。辺り一面突然昼間なのに真っ暗になる。雷が稲光と音で事務所にいても相手の声が聞こえない五月蠅さだ。そして豪雨が襲う。帰りは浸水で通れるところがあるだろうか心配になった。
また日光の辺りは、「雷銀座」でゴルフの最中雷の直撃で毎年数人の方がなくなっていた。当時は各ゴルフ場に3ホールに1か所は東屋がありそこにカートで逃げ込んだものだ。ところが今TVでは「東屋は雷の避難場所としては危険だ」という。あの頃の必死さを思い出しぞっとする。「気休め」だったの?
アメリカで怖かったのは「竜巻」だ。中西部では一寸した会社では竜巻から人命を守る為地下に「防空壕」が設置されている。勿論各家庭もだ。家の被害防止は諦めて命だけは守りたいというわけだ。日本の比でない激しさ、規模で本当に恐怖の「トルネード」だった。
また山では雷は地を這う。登山者が行き逢ったら逃げるのみだ。と言っても逃げ場が殆どないから、山の詳細天気予報を聞いて早めの予防を図るしかない。各局の予報士が東海、関東が今危険だと訴えてくれている。ウオーキングでは俺も相当遠くまで歩くから家に帰るまで時間がかかる。今日もずっとゴロゴロ鳴っているので歩かないと決めた。
「君子、危うきに近寄らず」、、、だ。 外に出るのも怖いが雨戸を閉めるのは俺の仕事だ、、、、、。