参院選は自民の圧勝が確定的とのことで、マスコミは連日東京都知事選の行方について報道合戦を呈している。
候補者難らしくどの党もなかなか決まらない。 あまりにも自民党が強いものだから、野党連立との声があるが、旧民主党お得意の内部抗争でなかなか候補者を提案できない。自民党は余裕からか2人出る模様だ。
石田純一まで「統一候補でどうでしょうか?」と自薦で参入を図ってきた。3度目の妻に離婚されるかもしれないという。これは冗談でなく真面目な話だ。10年前お笑いの東国原が宮崎知事選に出馬しただけで離婚されたのだ。「政治家はお笑い芸人以下か?」と当時吃驚したことを思い出す。
石田は、動機もまじめそうだし、言ってることもまともだが、理子ちゃんは芸能界の浮草稼業より(政治家は)もっとひどい商売と思っているんだろう。
しかし東京は、世界有数のメガロポリス、数年後にはオリンピックを迎え、今後の日本の景気回復の本拠地として首長は重要な役者、コンダクター、演出家だ。注目され日本を代表する人になるだろう。
今の時代、首長として立派に任を果たそうとするなら、「どれだけ都民が願う課題を理解し、実務にも長けたブレーンをしっかり準備できるか」が大切だ。勿論本人の、問題を解決し課題を実現しようとする不退転の決意と手腕も要求される。
どの県も総務省上がりの役人が、本省から各県への「出向」に続いて知事になることが多く、「実務手腕」「陳情に有利」との期待が多い。
しかし、東京は「一極集中」と言われ、名実ともに日本の代表都市。首長も自ずと世界各国の要人に我が国を代表して日本を売り込んで貰わないと困る。
さあ、そんな注目の候補者正式決定まであと二日、今回の選定過程も投票の際の参考となるだろう。
俺の町の首長選挙ではないが、都民がどう決定するか今から興味津々だ。
「どうせワイドショーの受け売りでしょ! 東京はいいの! うちの赤字どうすりゃいいのか考えて!」