俺がいたアメリカでは、ガソリンは安かった。  石油が生産されているということに加え、かかっている税金が安い。

車両購入時と毎年の税金が、シンプルで安い。日本では「重量税」?「道路利用税」?めちゃくちゃだ。

アメリカでは殆んど「ユーザー車検」で車検期間が長かったうえに、簡単でお金なんかほとんどかからなかった。

更に、例えば排ガスレベル等が基準値に通らなくても一月以内に対策すればOKだった。

有料の高速道路など殆んどないし、あっても数百円までだ。


車の規制、例えば改造等もはるかに寛容だった。  又、ヨーロッパでは大都市乗り入れ規制が厳しいが、市の郊外には大規模な駐車場と密度の高い運行バスが準備されている。

軽自動車とかの区別はなく、安全、排CO2,全て同じ規制のもとで管理されている。「軽」とは日本だけの区分だ。

車両価格も競争が激しいから、イギリスの「島国」価格を除けば、安い。大体「純正仕様」なるものが少ないのだ。


これにバカ高い、駐車料とか規制の厳しいところからくる高い「メンテ費」とか足すと、我が国で車のオーナーになる事がいかにすさまじく大変かが分かってもらえると思う。


酔っ払い運転を代名詞に「車性悪説」が叫ばれ、税金の異常な高さも「事故抑制」の美名をもって、説明されるほど、いじめられぱなしだ!   こんな国が日本以外、世界にあると思うか?


駕籠はあっても、馬車交通の歴史が無く、一挙に「モータリゼーション」の時代に突入したものだから、車への考え方、果ては交通ルールそれ自体まで、いい加減だ。 


もう一度国の産業への貢献度など、車社会の功罪を冷静に評価しながら、長期的な観点からの、「車社会」、「自動車工業」への施策を決定すべきだろう。 民主党政権を機会に見直すべきだと思う。


最期に、俺は言いたい。 もっと俺達オーナーを大事にしろ!  俺達が車を所有して良かったと思える施策を打ってくれ!

これからの我が国が産業と個人消費の成長策として、その両方から見て、効果的な政策だと思うぞ!

若者がどんどん車を購入する、出来る社会を育てて行こうよ!