今、日本がピンチだ!   今まで第3世界と言ってきた、中国、インド等の追い上げが凄いという。

「安かろう、悪かろう」じゃなくて「えらく安い! 品物もいい」というレベルに工業製品が来たということだ。

おまけに円高で一層価格差に拍車がかかる。

日本の10分の一や20分の一という人件費の国との競争に従来の「品質の差」だけでは、彼らの急速なレベルアップしている現状では、最低現状の2分の一~3分の一まで製造コストを下げれないと我が国のこの分野での

生き残りは難しいと思う。 それぞれの立場から言えば「無茶な!」と声が上がるだろうが、それが出来なければ

製造業は亡くなる、働く人も失業する、、、、、冷徹な冷たい現実に直面することになろう。

どの企業も真剣にこれにどう対処するのか、問われている。


、、、このテーマの論議は又の機会に譲ることにして、今日は、我々はこれから品質に加えどんな競争力優位をもって世界と競合すべきかを考えてみたいと思う(「コストの革命的低減」は前提として)。

「工業立国」を唱えそれを実現した我が国だが、このままでは第3世界の国々の「津波」に飲み込まれてしまいそうだ!  一番関心のある自動車について考えてみたい。


ズバリ一言! 頼もしい、たくましい、全天候型、厳しい環境に耐える、、、、車

         走りに優れた、快適さと走りが両立する、運転車との一体感を感じさせる、、、車

         女性や、老人、初心者でも容易に扱える、、、、、車

         デザインや色、シルエット、いろいろな環境で「絵になる」カッコイイ、、、、、、車

         カスタマイズ、チューニング、等のオプションが安価で簡単にできるオモ0ロイ、、、車

         「遊び」や「愉快な機能」がいろいろオプションでついてくる、、、、車


 結論は    ヨーロッパの「名車」を「普通車価格」で売ってくれ!

         「究極の逸品」を庶民が購入できる世の中へ!


これが出来るのは日本の製造業だけだと思う。目線と思いを高くして逃げず、安易に流れず、挑戦する企業は、

世界の競争に生き延びることだろう。   従業員からもシエアホールダーからも高い支持を得ることだろう。

夢を持たない会社、愚直に必死に立ち向かわない会社は淘汰される。


夢を語ろう! オンリーワン、否、プラスワンでもいい!これにしかない機能を生み出そう!

「自己満」の世界から、みんなの「夢の世界」の実現へ!


おもしろい世の中になるぞ!