今度の「帰郷」で、14年式SG5フォレスターを中古で購入してから5か月未満で一万キロを走ったことになる。

普段は、女房の買い物用の「下駄代わり」の車だが、走行距離の全んどは主に、俺が田舎との行き帰り等専ら土日の高速道路走行で稼いできた。  このペースで行けば、11月の車検までに、前のオーナーが6年間で走った一万五千キロと同じ数字に届くかもしれないな。


以前は、田舎に帰る時は「気合いをいれて」テンションを自分で上げて、運転したもので、緊張が続くドライブでぐったりとなったものだが、少なくとも車のせいで疲れるということはなく、つくづく走行性のいい車とはこんなに楽なのかと感激している。


ところが例の土日1000円高速道路「乗り放題」になってから、中央高速ー長野、上信越ー北陸ー常磐というローカル路線も込むようになってくると、無法運転車が激増して、別の緊張と疲れで大変だ。

左の走行車線から追い越しをしかけて、突然車体を入れてくるもの、右側車線に入ったら、遅くて且つ前の車と相当離れても絶対どかない車、、、と交通法規やマナーなんか知るか!という異常事態だ。


国民の「民度」という言葉があるが、我が国も一皮むけば低いレベルということがすぐわかる。そういう意味では

イギリスやヨーロッパ、アメリカだって中間層の「自制心」「人間性」のレベルは残念ながら、我々より相当高いと認めざるを得ない。知っている人が見ていない時、人はどうふるまうのか、、、という比較である。

我々が笑い話に持ち出すアジア各国の交通無法地帯となんら変わらない!

本当に必要としている人だけが利用するという昔の状態が、お金はかかるがいろいろ考えるといいのかもしれない。


さて一万キロも一緒に走るとこのフォレスターのこともよくわかってくる。

一つは、結構タフな車で頑丈だということで、いい意味で心配を裏切ってくれた。

もう一つは、SUV車としての設計、味付けになっていて、高速道路やヘアピンカーブ走行性を更に求めようとすると、犠牲になる点も出てくるということである。

まあ走りと悪路走行性を同時に追求した「ベストミデイアム」車と言えるだろう。


そういうことで余りでかく弄るのは止めて、俺としては、「ちょっとだけ」足を堅くして、それぞれの領域で、「抵抗を減らして車の潜在能力を発現させる」そういった手を打ちたいと思っている。

それとバランスを崩さないという範囲で、「罪のない遊び」をやらせてもらおう。いわゆる「オカルトチューニング」の範疇とか「「自己満」の「ドレスアップ」の部類になる。


女房に叱られながら、これらの部品をそろえてきた。ヤフオクでも相当な金額になるが、我ながらよくやった!と思う。 問題は俺の構想を実現するためにはデーラーのサポートが絶対に必要でもしそれが得られなければ俺は単なる「ドンキホーテ」であり、構想は「妄想」だし、せっかく集めた物も唯の「がらくた」に変わる!。そうならないように、デーラーのサービスショップでやってもらえるように、なんとか必死に口説かなくちゃな!


半年前は「考えもなくえらいものを買ってしまった」と自分にがっかりしたこともあるのに、今は「俺の目がいかに

高かったか」と自画自賛するばかり。

これからは、壊さないように注意しながら、「弄り」を楽しみたい。 

フォレスター! おまえは本当にいい車だ!