夏の夜と言えば、「銀河鉄道999」を思い出す。 アニメである。 宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のイメージと
重なりながら、松本零志のメルヘンがいい! 追憶と無窮の世界を、鉄郎とメーテルの旅はどこに向かって進むのか、甘くさみしい! もう帰らない、大事なものが、蜃気楼のオアシスのように逃げていく、、、、。
今でも上信鉄道や西武鉄道で、乗せてくれるそうだ。 ミステリー鉄道「銀河鉄道999」、、、、。
アメリカで似たような感慨を持つのは、「ルート66」だ。 西部開発の目的で、シカゴからサンタモニカまでひかれた国道だ。 俺はそんな道があることを、テレビ映画で知ったけど、ずっと歴史があるらしい。 古くは、ピュリッツアー賞に輝いたジョン.スタインバックの「怒りの葡萄」だという。 オクラハマの貧しい一家が苦労しながら困難に立ち向かい西武を目指すというストーリーだが、「マザーロード」としてルート66をたどっていく。
もっと有名にしたのは、テレビの主題歌にも使われた、ジャズの名曲(楽曲)「ルート66」だ。これを作曲したボビー.トウループは、実際に走って構想を得たという。 ナット.キング.コールの歌に乗って世界中に広がった。
テレビで、指を鳴らしながらジャズバンドの演奏に乗せてかすれ声での「ルート セイクステーセイックス!」いや!まいったね!ゾクゾクだった! 二人の若者の西部へ向かう道中記、これも思い出しても懐かしい。
いつの世界でも、若者は旅をする。 結果を求めてるわけでなし、重要とさえ思ってもいない。 やりたい!と思ったらやってみる! 「失敗」など考えたこともない。 失敗なんていう概念自体が無いのだ。
「やってみる」ことを忘れて、「結果だけ」考えるようになった時が、若さを失った時なんだろう。
そう考えると、、「車弄りに熱中している人たち」も若い!という定義を勿論、満足させる。
どちらかといえば「妄想」に近いターゲットに向かって、さしたる根拠やデータもなく、無謀に弄り出す。結果が思わしくなくても、失敗と思わない!また次の手?をやってみる! いや頭が下がる!
そしてサーキットだ!いくら馬力があり4WDで水平対向エンジンといっても、フォレスターは「SUV]だよ!
まあ、やってみようか!と思わせる車だけどね!
ナイアガラの滝を訪れると、滝の上から滝壺に飛び込んだ人たちの歴史と、その壮絶な「最期」が記されている。
なんでそんなバカなことを? 決まってるだろう ! 「そこにナイアガラがあるから、、」
ブーストアップって、250馬力? 300馬力? 330馬力?どこまで行くの?
知るもんか! 「フォレスターに聞いてくれ!」
そんなに早く走るようになったら、今に浮力で、空を飛んで「銀河鉄道999」になるかもね!
夏の夜の妄想でスた。 失礼しまスた。