ETCを使うと土日は1000円で遠くに行けることになった。 近年高速道路が整備され、早く行ける便利さは
嬉しいが、あの高い通行料を思うと自制心が動いたもの。それが2年間の時限立法ではあるが、劇的に「お安く」なったのだ。
ちなみに俺の田舎への帰省のケースの場合、今まで往復22800円も払ったが、今や土日、祝日を利用すればたった2000円で済む! この間帰った時、女房がえらく感激したもんだ。
この勢いですぐに「旅に行こう!」とはいかない。先ず、どこに行くか?、旅程は?、宿泊は?のプランが最初。
この間「恵那峡ランド」に行ったがもう昔の面影はなく、縮小した姿にがっかり。最近の情報をしっかり入れて、俺達でも楽しめる旅の計画作りの大事さを認識した次第。 大昔、2人が共稼ぎして子供もいない時代は、土日それこそ、車で本州を旅したものだ。 ただ「思い立ったが吉日」で無計画だったので、ホテルに泊まれない。
となれば怪しげな「モーテル」しかなく、いつも女房から「ブーイング」。我々はそこで止まってしまったので、前言のように新しいイベントやお勧めスポットを知らない。
勿論旅にもいろいろあって、ある時ラジオを聴いていたら、ゲストの女性が、男友達から、癒しのもてなしを受けたと言っていた。。 夜車で岐阜県に入って山の中をあがって行くと、誰もいない真っ暗な頂上の展望台に着いたそうだ。 実はそこで彼は満天のきれいな星空を指さしながら、星座の説明をしだしたという。
彼女は今まで見たこともない美しい星空と、彼の思いやりに大感激! 不覚にもそこで眠ってしまったらしい。
こんなユニークな旅もいい。が、このスポットを見つけるまでの彼の努力は大変だったろうな。
我々夫婦は、余り勝手に動けない事情がある。ワンちゃんだ。もう17歳のメスの雑種でよれよれだ。
家族の一員と「本人」も思っているぐらい本当に一緒に生きてきた。
この犬を見届けてから、やっと我々の本格的な旅が始まる!(興奮してるのは俺だけか?)
海外では都市の四方に「パークアンドライド」があって、そこで車を置いて、バスで市内観光に出かけるのだ。
だから市内では車を気にせず「遊歩道」状態で散策を楽しむことができる。日本でも「規制」や「制限」だけでなく、こうした環境作りにも目を向けるべきだと思う。観光地のホテルだって1年前に3日間以上滞在の予約をすれば、信じられないほど安くなる。 長期「バケーション」という習慣の違いもあるが、こうしたシステムも検討してほしいもの。
これから、俺のような「団塊の世代」がいよいよ世に放たれる。
先ず車を買い換える。そして旅に出る。有意義に毎日を送れるか不安はあるが、まだまだパワフル。
今後、各地、各所で知恵を尽くすであろうインフラを活用して、旅を通して「リフレッシュ」したいなあ。
さあもうすぐ飛ぶぞ! 奥さん!頼むからついてきてくれよな!